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いつもは俺とふたりの空間をめちゃくちゃ嫌がる北斗が.....何故かソワソワとこちらを見ている。
北「きょ.....京本」
大「...なに。俺一応年上なんだけど。君かさん付ければ？」
北「.....きょうもっちゃん...........」
大「急にゼロ距離じゃん.......もういいよ。何？」
あまりにもその様子が珍しいので、ギターのチューニングをしながら次の言葉を待つことにする。すると北斗はそのギターをじっと見つめて口を開いた。
北「ギターを.......教えて」
アイツの影響か.....。そんな屈辱的な顔して頼まなくてもいいじゃん。俺はあえて理由を聞く。
大「なんで？」
北「なん.........何となく」
大「でたよ.........まつむライアー。そんな事お前が俺に何となくで頼むわけないじゃん。素直になりなさい」
俺の言葉に北斗は汗をかいて目を泳がせる。
北「.....京本のギター聞いてると、.....。こーちがいい顔で笑うから...............」
大「うん.......。お前はそのくらい素直な方が可愛いよ」
北「うるさ...........」
俺の前じゃこんなにガキなのに。こーちのことになるとほんと健気。
俺たちって、きっと似てるから。自然といがみ合っちゃうんだよな。
例えば.......好みのタイプとか、大切にしたい人に素直に向き合えない所とか。
だからお互いを見ていると自分を見てるようで、イライラする。
でも.....お前はまだ偉いよ。ずっとこーちの近くで想い続けて。
俺は.......大学の同級生という距離でさえ、近すぎて。逃げちゃったからね、このカウンター越しくらいの距離感に。
大「.........俺の指導はスパルタだけど覚悟できてる？」
北「..........はい...............」
・
その後、こーちが帰ってきて。「お前ら仲良かったっけ？」なんて言われて。
密着して必死に覚えようとしていた北斗がススス.....と俺から距離をとった。
北「いや.........全然」
大「いいじゃん別に。」
高「なんか珍しいなぁ.........良かったね、北斗」
にこりと笑ったこーちをみて北斗は顔を真っ赤にする。
大「残念だったね.......嫉妬してもらえなくて」
北「マジでうるさいんだけど.....」
大「んふふ」
＊
お知らせです！
5＋1というお話の続編を作りました...！まだ構成考え中なので更新は遅くなりますが、宜しければ覗いて見てください！⤵
『5+1 second
』
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
