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【hk side】
午後の営業を終えて、ふぅ〜！と伸びをするこーちに、俺は目隠しを付ける。
高｢へっ……北斗………？｣
北｢……………｣
俺は何も言わずに彼の服を脱がせていく。｢んっ…｣とか、変な声出しちゃって。何を期待してるの？
あぁ、ヤりてぇ。
でも今はそうじゃないのよ。
高｢まだみんないるよ……北斗………｣
北｢うん。いるね。黙ってこれ着て｣
そんなこと言われたらほんとに襲いたくなるからやめて。
俺はその衝動を抑えながら、仕立てたスーツを着せた。
うん……………似合う。早く目隠しをとってその姿を拝みたいけどまだ我慢。
俺はこーちの背中を押して皆のいるホールへ向かう。
揃っている皆は、骨格にあったブラックスーツを見事に着こなしていて。よく考えたらこの店、スタイル良い奴しかいないよな。
高｢ねぇ何なのこれ…？？｣
動揺している彼を見て皆でニヤりと顔を合わせ、俺は目隠しを外した。
｢｢｢｢｢こーち、誕生日おめでとう！！！！！｣｣｣｣｣
高｢うわぁぁあっ…………！まじぃ…………？！｣
俺たちがパン！と次々にクラッカーを鳴らすと、こーちは弾けるような笑顔になる。
ああっ…………その顔が見たかったっ…………！！！
高｢めっちゃ嬉しい………！てか何？！この服！！！｣
ジ｢驚くにはまだ早いよ……これみて！せーのっ！！｣
ジェシーの合図で、俺たちはとある板に被せていた布をバサッと剥がす。
高｢なにっ………これ………………シックス………………トーンズ……………？｣
くすんだ金色で縁取られた文字列に、こーちは目を瞬かせる。これもまた、決まってるなぁ。90年代の内装にピッタリだ。
ジ｢実はね……ばぁちゃん宛の、じぃちゃんからの最期の手紙を見つけて。そこにこれが入ってたの｣
それは『ジェシー、俺が死んだら店に遊びにおいで。優吾になにかあったらよろしく』というなんとも言えない文章と。
開店当初のものであろう、店の前でイケイケな6人組が眩しい笑みを浮かべる写真だった。
ジ｢この店は元々、じぃちゃんが5人の友達と始めた店だったんだよ。そんで……そのじぃちゃんが亡くなって、新たな6人が集まった｣
北｢まさに……運命だよね。こんなの。｣
ジ｢それで俺は……君の誕生日という素敵な日に、新たなスタートの意味を込めて、このお店の名前をプレゼントしようと思って……！｣
『SixTONES』
その文字をこーちはぼぅっと見つめて、ぽろぽろと涙を零している。
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
