手を握ることは ページ6
ryohei side
朝。
誰よりも早く起きてきたAちゃんは、
ニコニコしながら
朝ごはん作ってくれたんだけど…
佐｢…あれ？Aちゃん、ご飯食べないの？｣
佐久間の問いに困ったような顔をして、
ソファに沈んでしまった。
深｢やっぱり辛いのかな…｣
岩｢なんで？昨日ふっかと寝たんだろ？｣
そうだよなー…安心するはずなんだよなー
だってあんなに昨日ふっかに甘えてたんだから。
深｢そうなんだけどさ…夜中目が覚めてさ、
1階に行って大量に薬飲もうとしたみたいでさ。
佐久間がいたからどうにかなったんだけど。｣
佐｢ﾆｺｯ｣
深｢佐久間いなかったら今頃俺泣いてたよ｣
岩｢…そっか。｣
照はそう呟くと、Aちゃんの元へ向かった。
佐｢…どうしたんだろ？照｣
深｢…さあ？｣
ごめん、2人。
俺何となくわかったかも。
岩｢Aちゃん、｣
｢…はい、｣
岩｢今日医者行くんだろ？誰と行きたい？｣
｢…｣
少し考え込んでからAちゃんは、
｢岩本さん、｣と呟いた。
岩｢うん、じゃあ一緒に行こうな。｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
｢…っ泣｣
佐｢あ、泣いちゃったよ。照だめじゃーん！｣
岩｢ごめんごめん、そんな気はなかったんだよ｣
｢…ﾌﾙﾌﾙ｣
ラウ｢じゃあね〜｣
目｢いってらっしゃい。程々に頑張るんだよ？｣
｢…｣
あー、俯いちゃったな。
無理そう。
宮｢はい、手出して？｣
｢…っはい｣
ｷﾞｭｯｷﾞｭｯ
宮｢はい、頑張っておいで。
帰ってきたらまたやろうね。｣
｢うん、…っ。｣
岩｢いってきまーすよろしくねー｣
ﾊﾞﾀﾝｯ
ラウ｢大丈夫かな？｣
宮｢大丈夫だよ。｣
向｢手握るんも安心するん？｣
宮｢みたいだね。
目黒と寝てる時も手を握ってたみたいだし。｣
あ、舘さん墓穴掘った
渡｢…は？｣
目｢あ、やべ｣
渡｢なんだよそれ、ずりぃじゃねぇかよ！｣
目｢逃げよ。｣
渡｢待てよ、目黒ー｣
目｢あー、逃げろー｣
そんな2人を見て
舘さんと俺は微笑み合いましたとさ。
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リセル(プロフ) - manakalovewestさん» どういたしまして｡ (2021年9月23日 10時) (
レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
manakalovewest(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2021年9月23日 9時) (レス) @page3 id: 630c3328b1 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます｡更新された最後のページで､ベットじゃなくてベッドですよ! (2021年9月23日 2時) (レス) @page2 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：manaka | 作成日時：2021年9月22日 20時
