10 雪鬼と試合開始 ページ11
オ｢吹雪少年、君を生徒と対戦させなかったのは、君を警戒しているからだ。
個性把握テストでさえ実力を見せていない。
個性も不自然な点があると言うし、生徒と戦わせるわけにはいかないんだ｣
何故今言った。
これ絶対明日から浮くじゃん。
みんな見てるからね。
爆発頭とショートくんとかプライド傷付けられまくってるからね。
ショートくん無双したばっかなのに…。
アンタは僕を怒らせた。
『いいよ。僕はヒーロー側をやる。
僕だって怒るんだからな？』
様子の変わった僕を、先生は明らかに警戒していた。
スタートと同時に、僕は先生の場所へと歩む。
先生は警戒して動かないだろう。
凍らせて走る意味もない。
幸いにも生徒達はモニター室だ。
被害が及ぶ事は無い。
対人なんて試した事ないけど、先生なら死なないだろう。
先生は部屋の真ん中に堂々と立っていた。
後ろにそびえ立つのが核だ。
それがヒーローとしての心構えなんだろう。
＿だけど僕には関係ない。
核を視界に入れた瞬間、僕は全てを凍らせた。
吹き荒れるブリザード。
何かがどんどん砕け散る。
オ｢これ程のっ…能力とはねっ！
何より驚くべきはこの吹雪の中平然と歩ける体質か…｣
まだ口動くんだ。流石ヒーロー。
核だけは氷で丁寧に覆ってあるけど、他の物は大体飛散したのに。
あの一瞬で僕の首元まで迫る動体視力は流石としか言えない。
それでも先生の両足は固定され、戦闘不能だ。
でも、それだけじゃつまんない。
『先生、自分を過信しすぎなんだよぅ。
僕の実力が分かんないなら、多人数でテストすべき。
平和の象徴オールマイトだっけ？
僕に殺されちゃうよぅ』
氷製苦無を首筋に当てて、そう脅してみる。
確かに何回も人は殺したけどな。
敵とか疑ってっと死後後悔させるぞ。
オ｢私はオールマイトなんだ！
私を殺すなら英雄殺しと呼ばれるのを覚悟しろよ。
それに、私が勝てないなら誰も勝てない｣
ビリビリと感じる殺気。
同時にこの状況でさえ絶対的自信。
多分僕を信じてるからこそ、勝てたんだろうな。
ルール無しの戦闘なら勝てなかった。
って言うか僕が攻撃したらこの状態でも反撃される。
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haru(プロフ) - 雪宮暦さん» 作者です。大変お待たせしてすみません！この設定は元々考えてたんですけど、死柄木の年齢が分からなくて…！最近出たので更新してみました！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 26f076513f (このIDを非表示/違反報告)
雪宮暦 - 久々の更新! まさかの死柄木弔と知り合い展開に驚きです！ (2019年9月29日 1時) (レス) id: 8bc008a5bb (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 雪宮暦さん» ありがとうございます！私は鬼灯様と春一ですかね。 (2019年4月7日 14時) (レス) id: 323e95183c (このIDを非表示/違反報告)
雪宮暦 - 鬼灯の冷徹大好きなのでこの作品気に入ってます！ 推しは春一なのでとても嬉しいです^_^ (2019年4月6日 2時) (レス) id: ce5bc7c70a (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 沙羅さん» ありがとうございます！！私もある作品がキッカケになっているので、私の作品がそうなれたことがとても嬉しいです。ご期待に添える様に頑張ります。 (2019年1月11日 0時) (レス) id: 2d71db7fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 x他1人 | 作成日時：2018年9月4日 22時
