この想いが届くとき (ページ3)

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第3話ページ3

スモーキー｢どういうことだ｣

私が向かったのはのはスモーキーの元だった。
SWORD。
それを束ねるのは5つの勢力であるけれど、その地区を周囲を束ねていたのが白蓮。
つまり、黒蝶の目的がわからない今私のみに何かあったら次狙われるのはSWORDのどれか。

スモーキー｢それがなんで俺らだと…？｣
茉那果｢私が多く関わりすぎたからよ。｣

するとスモーキーは呆れたと言わんばかりに私を一瞥するとどこを見るでもなく遠くに目をやった

スモーキー｢お前は俺たちにとって家族だ｣

茉那果｢え？｣

スモーキー｢ララから聞いた。あいつが連れ去られた時励ましてくれたのはお前だと。ピーもお前が子供たちのためにいつも食べ物をくれたと。それからタケシの大事なモノだと。…お前は家族を救ってくれた。恩人なんて言葉じゃ片付けられないほどに｣

茉那果｢私何も…｣

スモーキー｢この戦いは、お前の戦いだ。俺に口を出す権利はねぇ。お前の身に何かあった場合もお前の願いは聞き届ける。だけどな…無事に帰ってこいよ｣

スモーキーはそれだけ告げると背を向け歩き出した。

茉那果｢ありがとう。｣

ここからが私の戦いだ。