この想いが届くとき (ページ2)

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第2話ページ2

蜜葉が帰ったあと私は山王のみんなを一斗缶に呼び事情を説明した。

ヤマト｢ってことは苺美瑠狂の奴らもやばいってことか？｣

茉那果｢いや、あの子達はうちの傘下じゃないし、今のところ手出されることはないだろうけど…。とりあえずもし何かあったら情報回してほしい。｣

ダン｢でも、茉那果は白蓮抜けたんやろ？関係ないんとちゃうんか？｣

茉那果｢まぁ、私は蜜葉のことあったから半ば無理やり抜けたって感じで、その後を美咲に頼んだんだ。それに、みんな家族みたいなもんだから…｣

テッツ｢分かった。わかり次第連絡入れる｣

チハル｢俺も、聞いてみるわ｣

茉那果｢ありがとう。｣

みんながそう口にする中、コブラは一人黙っていた。そして

コブラ｢茉那果…悪いが山王を巻き込むようなら｣

いくらお前でも容赦はできない。
身内の揉め事は持ち込むな。

そう言いたいことは分かってる。

茉那果｢分かってる。情報だけでいい。無理に集めてくれとも言わない。巻き込みはしない。それでいい？｣

ただ、ただ

茉那果｢私に何かあった時は、頼む。｣

コブラ｢分かった｣

頭同士だからわかることもある。
私はもう白蓮じゃないけど可愛い仲間たちのためならなんでもする。

茉那果｢みんなありがとう。｣

私はどこに行っても仲間に恵まれてる。
なんて思いながら私はある人物の元へ向かった。