第28話 ページ29
愛叶｢え？付き合ってるんじゃないの？｣
愛華｢そう、私が勝手に転がり込んだだけ｣
次の日になって、尊龍さんの家を訪れてみれば愛華ちゃんはそう言って階段で立ち止まった。
雅貴｢はぁ！？｣
うわぁ…。面倒くさくなりそうだなぁ…
なんて思いながら、私は雅貴さんが話始めるよりも先に階段をのぼり扉を開けた。
愛叶｢…これ｣
私は尊龍さんの部屋からお姉ちゃんと彼のツーショット写真を見つけた。
広斗｢なんかあったか？｣
扉の方から声をかけてきた広斗にバレないよう、写真を隠した。
愛叶｢いや、特に何も…。てか、私見てもわからないし｣
私は広斗を避けるようにして階段を降りた。
お姉ちゃんは、尊龍さんのことを調べてて殺されたのかな…。でも足取りもわからないって言ってたし。じゃあ、この前会った男はなんだったの。
ララ｢愛叶…？｣
愛叶｢え、ララ？なんでここに…？｣
ララ｢良かった…ちょうど愛叶に伝えたいことがあって…。、お兄ちゃんがここにいるって言うから着てみたの｣
愛叶｢あぁ…なるほど。で、どうかしたの？｣
ララ｢あのね、うちの街でも外に出稼ぎに行っている子達がいて、その子たちがたまたま愛叶のお姉ちゃんと働いていたお店が一緒でね｣
愛叶｢え、、ほんと？｣
ララ｢うん。それで、愛叶のお姉ちゃんの常連さんに劉っていう男の人がいて、その人すごい愛叶のお姉ちゃんに執着していたんだって。愛叶のお姉ちゃんも最初はいい人だと思ってたらしくて、付き合いそうだねって噂になってたらしいんだけど…｣
愛叶｢うん｣
ララ｢すごい執着心が強い人みたいで、愛叶のお姉ちゃんだけじゃなくて、愛叶にもて出そうとしてたみたいで｣
愛叶｢え、どういう…｣
ララ｢その辺はよくわからないけど…でも尊龍って男の人が｣
雅貴｢え、どういうこと｣
後ろを振り向けば、雅貴さんが困惑した様子でこちらを見ていた
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クロ - 気になる終わり方をしているので凄く気になるんですよねー (2019年10月27日 8時) (
レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
クロ - １つの小説どれか完結まで書いて欲しいですね！どれも中途半端だと思います！ (2019年10月26日 6時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭 | 作成日時：2019年10月13日 3時
