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第25話 ページ26

愛叶side

泣きはらした目で、また寝ないまま朝を迎えてしまった。

愛叶「どこで…会ったんだけ…」

ドア越しで広斗と雅貴さんがお墓参りに行ってくるとだけ言っていたのが分かった。

愛叶「2人とも…ごめんね…」

いつの話だっただろう。

叶女「一生忘れられない恋?」

愛叶「そう、お姉ちゃんここ前教えてくれなかったじゃん」

私とは違い、姉は彼氏がいたこともあったし今も好きな人がいるんじゃないかと思う。
私はそんな姉に少しだけ恋の話を聞いてみたかった。

愛叶「私はそーゆー経験ないけどお姉ちゃんいるんでしょ?」

そうすると姉は酷く切なげに、愛おしそうに目をふせた。

叶女「今はね、その人とは別にすごく素敵だなと思う人はいるのよ。でもどうしても忘れられない人はいるかなぁ」

愛叶「え!?だれ!?彼氏だった人!?」

叶女「そう…“だった”人かな。」

愛叶「そんなに好きならなんで別れたの?」

叶女「…どこにいるのかも分からないの。急に連絡が取れなくなって、どこに住んでいるのかも、何をしているのかも。」

愛叶「え…どういうこと…」

叶女「見せてあげようか?写真」

お姉ちゃんは空気を変えるように明るい声で私に問うた。

愛叶「あるの、その人の写真」

叶女「あるよ、1枚くらい。だって本当に大好きな人だもん」

姉が見せてくれた写真には

愛叶「え、どれ?」

叶女「この真ん中の人」

広斗と雅貴さんと尊龍さんの3人の写真だった






何かの物音に目が覚める。
女の人のような声がして、雅貴さん女の人連れてきたのかななんて思うけど、広斗とその人の喧嘩するような声もして、お友達かななんて考えていた。

懐かしい夢だった。

なんで思い出せなかったんだろう。

尊龍さんは


私のお姉ちゃんの


元恋人だったなんて

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クロ - 気になる終わり方をしているので凄く気になるんですよねー (2019年10月27日 8時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 1つの小説どれか完結まで書いて欲しいですね!どれも中途半端だと思います! (2019年10月26日 6時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年10月13日 3時

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