第18話 ページ19
愛叶side
｢こっち来い｣
愛叶｢ちょっと、その子には触らない約束でしょ。｣
ララを無理やり連れていこうとする男からララを引き剥がし男について行く。
ララ｢え…｣
そこには女の子たちが沢山いて、どんどん連れていかれた。
愛叶｢大丈夫。ララは私が守る。｣
｢おい、そいつらも連れてけ｣
男がそう告げればララと私もその子たちの後に続こうとした。
｢あー、ちがうちがう。お前はこっち、お前はあっちだ｣
愛叶｢ねぇ、話が違うんじゃないの？｣
ララ｢愛叶…｣
｢え？いいの？その子のこと守りたいんだよね？何でも言う事聞くんでしょ？君美人だからさ、欲しがってる人たくさんいるんだよね。大丈夫、2人ともお互いが見えるようにしておくからさ｣
ララ｢愛叶…。私｣
愛叶｢大丈夫。…ララには絶対に手出さないでよ。｣
｢わかったわかった｣
ララと別な部屋に通される。
すると着いてきた男は私に着替えろと言ってきた。
愛叶｢着替え？｣
｢そこにあんだろ｣
そこには黒色のナイトウェアランジェリーが用意されてた。
愛叶｢なにこれ。｣
｢隣の部屋の子いいの？｣
愛叶｢…わかった。｣
私はそれに着替えると部屋に入った。
男子は私についてくると私をロープに縛り付けた。
このコンテナはどういう作りか知らないが、隣の部屋がガラス張りになっていてよく見える。ララは私の姿に気がつくとガラスをどんどんと叩き始めた
ララ｢愛叶！！私が代わる！！だから愛叶に服着せて！こんな寒い部屋でそんなに格好したら死んじゃう！！｣
愛叶｢ララ、大丈夫だよ。落ち着いて。｣
するとララに着いていた男がリモコンを渡した。
｢そのボタンを押せ。そっちの部屋に水が溢れるようになる。｣
ララ｢なに、言って…｣
｢押さないと、お前のことを守ってるあの女…｣
愛叶｢うぁっ…｣
近くにいた男が私の肩をきりつけた。
愛叶｢…ララ。私平気だから押して｣
ララ｢でも…！｣
愛叶｢いいからはやく押して！！絶対に助けが来る。ララの方がすばしっこいし、私よりはやくみんなのこと連れてこれる！だからあなたに託したの、あなたを信じてるから。だから早く押して！今ここで2人ともダメになったら元も子も無い！｣
ごめんね、ララ。嫌な思いさせて。
でも大丈夫。私は今ここで死ねないから。絶対に死なない。
ララは私の決心が伝わったのか震える指でボタンを押した
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クロ - 気になる終わり方をしているので凄く気になるんですよねー (2019年10月27日 8時) (
レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
クロ - １つの小説どれか完結まで書いて欲しいですね！どれも中途半端だと思います！ (2019年10月26日 6時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭 | 作成日時：2019年10月13日 3時
