ごめんなさい13 ページ14
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体育館の中からはボールが床に落ちる音が静かに聞こえてきた。
やっぱり、私のことなんて気にしていない。
なんでこんなに期待してしまった自分がいるんどろう。
「__あれ?A、入らないの?」
さっきもあったはずなのに。
心地よい、暖かい声が私を呼んだ。
「__ッ…木葉先輩…!」
「うおっ、どうした?
涙目になってんぞ?」
笑いながらも私を優しい手で撫でてくれた。
「…なんでもないですッ!
ただ、少し…悲しくて…」
なにが悲しい?
その答えは考えたくなかった。
「…そうか。でも、もう…
_____俺がいるぞ?」
貴方はどうして私を好きでいてくれるの?
貴方はどうしてそんなに優しいの?
もしかしたら、木葉先輩は
私が赤葦に抱いている気持ちに
勘づいているのかもしれない。
それでも、私は。
「_…ありがとうございます!先輩ッ」
また、木葉先輩に甘えてしまうんだ。
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腐乱(プロフ) - 面白いです!!続き楽しみにしてます( ˇωˇ ) (2018年5月30日 23時) (レス) id: 3c3c185c2e (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花(仮) - あー、やっぱりそーゆー感じか。 (2018年4月5日 11時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごく面白いです!更新楽しみにしています! (2017年7月5日 22時) (レス) id: 42d3879fcb (このIDを非表示/違反報告)
みたらし柚花。(プロフ) - ありがとうございます...!\(^o^)/頑張ります!!あ (2017年5月27日 16時) (レス) id: 13b3ac981f (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - とってもおもしろかったです!更新がんばってください( ´艸`) (2017年5月27日 11時) (レス) id: 70bd25ffca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みたらし柚花。 | 作成日時:2017年5月12日 20時