検索窓
今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:78,746 hit

―笑いぞら― ページ34

子鳥が鳴いてる。








あの感動とも言えがたい北ちゃんとの再会から約一ヶ月が経った。


設定していたアラームの音を聞かずに起きてしまった。


だけど…どうにも起き上がれない。




…何の感情もない。


喜怒哀楽が皆無状態。






そのままぼーっとしていると、アラームが鳴った。


…アラームの方が寝坊ってどうよ?って感じだ。





伯父さんと光莉さんが買ってくれた制服に身を通す。









伯「おっ、似合っとんやん!」


光「ほんとや〜!青春やね〜!
あっ、私たちも入学式、行くかいね♪」









今日は、高校の入学式









部屋にこもって過ぎた時間は、私の感情を忘れさせた。

光莉さんのご飯を食べても、やっぱり何も感じない。









念願だった北ちゃんとの再会が想像と違いすぎていて、



いまだに現実を受け止められない。



会ったらまた、あの時のように笑いあえると思ってたから。



そして、その願いや希望が









…暗い日々の私の心の支えだったから。

☆→←☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
257人がお気に入り
設定タグ:therampage , 吉野北人 , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめゆめ。 | 作成日時:2018年10月14日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。