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ずっとお父さんがいないことで寂しい思い・悲しい思いをしてきた私。






それでも、やっぱり、お父さんがいるとすれば…









_本物じゃないと意味がない。

そう思ってた。









実のお父さんは、私がお母さんのお腹の中にいる時に病気で他界。






原因は、早期発見ができなかったこと。

末期癌だったこと。







意気消沈してしまったお母さんは、私を産んだ後、すぐにこの田舎町に引っ越してきたという。









実家が近いのが一番の理由。







自然あふれる故郷で、傷ついた心を癒そうと思ったらしい。









そして、仕事に明け暮れる日々の中で出会った私にとって2人目となるお父さん。









でも、今思えば。


あの時。





お母さんが初めて私に第二のお父さんを紹介してくれたあの日。









駄々をこねとけばよかった、そう思う。









『北ちゃんと離れたくない』って。













だって、再婚してできたお父さんは、









すごく、腐った人だったから。

☆→←―弱虫ぞら―



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設定タグ:therampage , 吉野北人 , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆめゆめ。 | 作成日時:2018年10月14日 10時

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