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北「壱馬。はよ、行こ。
美海が待っとる。」


壱「お、おう。」


北「じゃあね、A。
会えて、よかった。」









冷たい表情の北ちゃん。









…本当に、【会えてよかった】なんて思ってる?









社交辞令にしか感じられない。









なんで?どうして?




疑問しか浮かばない。









どうして、笑ってないの?









躊躇なく行ってしまった北ちゃんに、私は、









ただただ、固まることしかできなっかった。









壱「な、なんか…ごめんな?
北人なんか今日、おかしいっていうか…。
いつもはあんなんやないのに。」


『……うん。知ってる。』









知ってるよ?、壱馬。









知ってる。









北ちゃんがどんなにいい人かなんて、









世界で一番理解しているのは、きっと、いや、ぜったい、









私なはずだ。









壱「まー、また、会ったら遊ぼうな?」









重い雰囲気を打破しようと必死になってくれている壱馬。









『うん。遊ぼう。
ありがと』









そんな壱馬に、礼を告げて、丘をあとにした。









北ちゃん、どうしちゃったと?









その日は、光莉さんのご飯もあんまり喉を通らないまま、ベットに入った。









でも、感動の再会からのあの出来事は









ショックすぎて









悲しくて









ただ、ひたすら泣いた。

―作者より―→←☆



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設定タグ:therampage , 吉野北人 , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆめゆめ。 | 作成日時:2018年10月14日 10時

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