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「ギャー!!!降ろして!」





私がバタバタと暴れると、





「暴れると落ちるよ?しっかり掴まってて」







そう言うと私をお姫様抱っこしたまま走り出した。







「ちょっと!どこ行くの?」






「どこって、雨宿りできる場所!」






そのまま走り続け、





古そうな喫茶店の前に着くと私を降ろした。






「ここ。入ろ」





私の腕を引っ張りその喫茶店の中に入ると






慣れたように奥の席の方に歩いて行き






「はい座って!」





と言って私を座らせると





私の目前に座り、





かばんをゴソゴソとあさると





中からタオルを取り出し





「はい。これ使っていいよ」





と私に渡した。




女子力高っ!




「いいよ!自分で使いなよ!」





「風邪引かれたら困るから」





まぁいいとこもあるじゃん...






「ありがと...」





「どういたしまして」





なんてずるい奴なんだろう...





「本当はもっとお洒落なカフェに






連れて来るつもりだったんだけどなぁ...」





「お洒落なカフェなんて私、行ったことないし





こう言う方が落ち着く...ってか勘違いしないでね!




もともと行く気はなかったから!」






私がそう言うと、








天使のような笑顔で






「はいはい...でも喜んでもらえたなら良かった」





と言った。






なんかこいつがモテる理由わかるかも。

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設定タグ:七五三掛龍也 , トラジャ , ジャニーズJr.   
作品ジャンル:恋愛
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ありふじらんれおしめ - まじキュン死にしそうです!これからも更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年9月13日 0時) (レス) id: 07f4e5851b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず*.+゚*。 | 作成日時:2017年5月22日 21時

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