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ー私達の出会いはある日の放課後ー。
「きゃーーっ!!」
女の子の悲鳴?
放課後の教室で私は眠い目をこすって
机から頭を上げた。
なんだろう?
ふらっと教室から出ると、
チャラそうな男子が私の方に走ってきた。
「わっ!こんなとこにもいんの〜...」
意味のわからないことを言って私の腕を掴むと
グイッとそのまま教室に引き入れられた。
「ちょ...なにすん...」
「シーッ」
彼は私の唇に指を当てて私を黙らせた。
するとたくさんの女子が
「おーい!龍也くーん!どこー?」
誰かを探して走って教室を通り過ぎて行った。
女子が走り去ったのを確認すると
「君、俺のファン?」
なんて図々しいことを言ってきた。
「はい?ファンってなんですか?
と言うかあなたいきなりなんなんですか?」
ちょっとキレ気味になりつつ言ってやった。
「よかった...」
安心したようにそう言うと彼は立ち上がり、
ドアに手をかけると言った。
「俺、七五三掛龍也。いきなりごめんね」
そう言い残して教室を出て行った。
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ありふじらんれおしめ - まじキュン死にしそうです!これからも更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年9月13日 0時) (レス) id: 07f4e5851b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず*.+゚*。 | 作成日時:2017年5月22日 21時