男の子なんて (ページ6)

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男トークページ6

壱馬 side

なーこれ、かなりヤバいんじゃない
Aちょー機嫌悪そうじゃん

咲も同じことを思っていたようでAを見ていたら目が合った

俺は目で合図して「連れてけ」と言った

咲は頷いてAを連れていってくれた

「A、教室行こ」樹「え？俺たちは？」咲「あーダメダメこれから女子トークなの」
男達「はーい」

北人 side

女子達が出ていって、数秒後俺は疑問に思っていたことを聞いてみた

「ねーあの子って喋れないの？」

みんな顔をポカーンとしたあと、腹を抱えて大爆笑

「え？なんで笑うの笑」

壱馬「喋れるわ！笑ただ、男慣れしてないだけ。要するにツンなだけやよ」

なんだそうだったんだ。何故か納得してしまった。

「なんか、めちゃくちゃ睨まれて避けられて話しかけても無視だからさ」

壱馬「あーそうね。俺達も初めはそうだったよ。俺、1年の時に転校してきたんだけど今の北人と一緒みたいなことされたわー」

樹翔平「俺達もだったよ」

「でも、みんな今は避けられてないじゃんか」

樹「なんかのきっかけで喋れるようになったんだ。みんな」