検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:13,309 hit

*2 ページ15

中原side

「中原さん」

「なんだ?」

「ポッキーゲームってなんですか?」

「は?」

急に変な質問してきやがるなこいつ……拍子抜けするわ。

「解除条件がポッキーゲームなるものをする、ということらしいんですけど、生憎私はそんなゲーム聞いたことも見た事もありませんし」

「まてまてまてまて」

は?解除条件?なんのことだよ!

机の上?俺が見た時には無かったぞおい!

「兎に角!ポッキーゲームなるものをやりましょう!」

「お、おう」

***

「まず、お互いにポッキーの端を咥えて、」

「ふぎはどうふれば?」

「食べる」

「それらけ?れすか?」

「嗚呼」

「中原さんも、早く咥えてくらさい」

「おー」

お互いが咥えたのを確認して何方からともなく食べ始める。

静かな室内にポッキーを食べる音だけが響く。

そして、ポッキーゲームを知っている皆様なら最後はキスをするところだと思うだろう。

勿論、それはAも『このままでは中原さんと接物することになるのでは……?』と思い至った訳でして。

最終的に、敵組織の幹部とそういう関係を持っている訳でもないのに接物なんて駄目じゃないか!という結論にいくわけですよ。

結果。

ムシャムシャという音を立てていたポッキーは、パキッという音を立てた。

折ったのはAだ。

「これでいいんでしょうか?」

「……扉が開いたか見てきたらどうだ?」

「そうします」

本来、指示した此方としてはキスする事が最終目的なのだが、彼女はポッキーゲームを知らなかったということだし……及第点でいいのだろうか。

まァ、これ以上は彼が可哀想な気がするし開けてあげようか。

「中原さん、開いてます」

「おう。今いく」

彼は少し残念そうに返事をする。


扉を潜ればそこはそれぞれの家に。



今回のことは、2人は誰にも言わなかったよう。


*****
なんか最後意味でしたね。書き直し受け付けます。

つか最後の誰だよ!(自分でも分かってない)←

にゃかはらさん、太宰さんに懐く。→←夢主と中也さんでポッキーゲーム(


ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りん(プロフ) - 嘘つきちょこれーとさん» ゆっくりでいいですよ(^^)d (2019年5月7日 0時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきちょこれーと(プロフ) - りんさん» いつもリクエストありがとうございます![夢主が両親に暴力されてた]の社長、森さん国木田君それぞれ別々ですね!了解しました!……いつもの様にかなり遅くなります。きっと。そしたらごめんなさい! (2019年5月7日 0時) (レス) id: f62d03b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リクエストしてもいいですか[主人公が両親に暴力されていた]で社長と森さんと国木田さん別にに書いてくださいお願いします (2019年5月6日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきちょこれーと(プロフ) - 中也さん» リクエストありがとうございます!ポッキーゲーム、了解です!! (2019年4月17日 17時) (レス) id: f62d03b2f8 (このIDを非表示/違反報告)
中也(プロフ) - 主人公と中也様がポッキーゲームしないと出られない部屋作ってください! (2019年4月15日 21時) (レス) id: 141cfc6e9f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:嘘つきちょこれーと | 作成日時:2019年3月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。