再びアイナナの世界にトリップしました。 (ページ9)

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総合優勝者の実力４ページ9

一年ぶりの衣装に身を通し、急遽メイクさんを呼んで軽くメイクしてもらう。

メイクさんかなり吃驚してたけど。

メイクが終わると、スタッフの人にそろそろ舞台袖に来るよう言われ、皆でそこへ向かう。

スタッフが慌ただしく動いている舞台袖に着くと、すでに到着していたRe:valeがいた。

百「おお！やっぱり８人いてこそのIDOLiSH8だよねー！」

千「今日来てるお客さん、絶対吃驚すると思うよ。」

七「・・・頑張ります！」

もうすぐ大先輩との生放送に体がガチガチの陸。

だ、大丈夫かな・・・。

？「聯くん、だよね。」

「あ、はい！」

陸と百さんの絡みを見ていたら、後ろからこの番組のディレクターさんかな？に話しかけられた。

？「君、いつ復帰したんだい？今日出るとは聞いていないんだが・・・。」

「あはは・・・実は今日なんです・・・。出ちゃまずいですかね？」

デ「いや、そんなことはない。この番組は全国ではないが、君が出れば視聴率も少しはあがるだろう。」

デ「期待しているよ。」

「あ、ありがとうございます！」

お礼を言うと、ディレクターさんは他のスタッフの所へ行ってしまった。

よかった。一織の言った通り、私は無事に出られるみたいだ。

しばらくして、スタッフから開始の合図が聞こえる。

Re:valeは舞台の後ろ側へと向かう。舞台は演出上真っ暗だ。

観客席からざわざわと期待の声が聞こえる中、イントロが始まった。

その瞬間、観客席からはドっと歓声が上がる。

七「・・・凄い。」

私たちは舞台の上で踊るRe:valeを見て、ただただ圧巻されていた。

見てるだけで楽しくなってくる。TRIGGREの時とは違う楽しさ。

そしてこのRe:valeの光景を見ているだけで、本物のスターだと納得させるのには十分だった。

一「七瀬さん。」

七「・・・？なに？」

一「体調の方は大丈夫ですか？」

五「そういえば、聯くんに会うまでは少し苦しそうだったけど・・・、今は平気？」

七「そういえば・・・。全然苦しくない・・・。」

七「えへへ、聯に会えたのが嬉しすぎて回復しちゃったかも！」

「はは、なんだそりゃ。」

三「よかったな。生放送で何かあったら大変だし。聯が帰ってくるタイミング丁度いいんじゃね？」

四「確かに。」

六「Re:valeの番組ではありますが、久しぶりにワタシたち８人揃いました！ここでワタシたちの実力を見せつけましょう！」

皆で顔を見合わせ、私たちは小さく声を合わせた。

「おう！」