再びアイナナの世界にトリップしました。 (ページ7)

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総合優勝者の実力２ページ7

紡「あっ、えっ、ええと・・・。」

「・・・ははっ、吃驚したでしょ。紡。」

今度は演技などない、素の声を出す。

紡含めメンバーは私の顔を見てぽかんとしたまま一向に動かない。

・・・あれ、なんで何も言わない。せっかくの再会だというのに。

あ、眼鏡とカラコン取ってなかった。

「ごめんごめん。俺だよ。聯だよ。」

そう言いながら眼鏡とカラコンを素早く取り、皆にもう一回顔を向ける。

「皆、久しぶり。」

七「・・・っ！聯！！」

四「聯ちん！！」

六「聯でーす！！」

「ぐえっ！！」

いきなり三人が走ってきたと思ったら、前から盛大に抱き着かれる。

七「聯～～！！」

「ちょ、ぐるじい・・・！誰か助けて・・・！」

流石に男三人分はキツイです息がもたななな。

三「ちょ、落ち着けってお前ら！このままだと聯しぬぞ！！」

四「うぅ・・・っ、会いだがっだよ聯ち～ん！」

「・・・さよな・・・ら・・・。」

一「聯さん！？」

六「oh、どうしました聯。再会できたのがうれしすぎて失神しました？」

五「多分別の意味だと思うよ・・・。」

ニ「とりあえず、嬉しいのは俺もだが、放してやれって。」

大和さんがそういうと、三人はしぶしぶと私から離れていく。

「ごほッ・・・大和さん助かった。ありがとう。」

ニ「いえいえ。」

紡「聯・・・。」

「紡・・・？」

紡は皆から少し離れた場所で、涙を流しながらこちらを見ていた。

「ははっ、紡は泣き虫さんだな。」

紡のところへ向かい、涙をそっと拭う。

千「感情表現豊か過ぎて僕今凄い吃驚してる。」

百「俺感動したよ・・・！こんな感動の再会目の前で見られるなんて・・・！しかも彼女の涙を拭う聯くんかっこいい・・・！」

「いや、あの・・・彼女じゃないです・・・。」

千「ていうか、久しぶりなんだね。会うの。皆が近づけないような重い病気だったの？」

部屋が静まり返る。

三「そ、そうなんですよ！ほんと、騒がしくてすみません！」

百「いいよね！こういう再会もの！！」

「あ、あはは・・・。」

ニ「・・・二週間も経ってないけどな。発表してから。」

一「気にしたら負けです。」