再びアイナナの世界にトリップしました。 (ページ5)

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いたずら計画ページ5

百「いやー、吃驚しちゃった！楽屋に帰ってきたらソファーで聯くんが寝てるんだもん！」

「あはは・・・すいません・・・。」

謎に二人に挟まれて座っているこの状態。

なんでここにトリップしてきたよ。馬鹿なのか？

千「それで、病気は平気なの？」

「・・・へ？病気？」

何、病気って。私健康体ですよ。

百「あれ、病気だってニュースでやってなかったっけ？なんの病気かは知らないけど、しばらくは休業だって言ってた気がする。」

「あ、えっと・・・。」

もしかして、小鳥遊事務所が言ってくれたのかな。大和さんが話は通しておく的な事言ってた気がする。

「そうなんですけど・・・もう復活したんで、大丈夫ですよ！」

百「そっか！なら良かった！」

ピュアだな百さんのこの笑顔・・・すいません嘘ついてて。

千「そうだ百。聯くんもさっきの計画、混ぜてみたら？」

百「それいいね！」

「・・・？なんのことですか？」

千「今からIDOLiSH8にドッキリ仕掛けるの。」

百「さっき君たちの楽屋の前通ったら、Re:valeは怖いって話してたから、いたずらしちゃおうって事！」

あぁ、なるほど、トリップしてきた時間帯はかなり最初の方か。ここのお話は印象強くてよく覚えてる。

「ちなみに、何をすればいいんですか？」

千「そうだな・・・。そういえば、さっきマネージャーはめっちゃ怖いとも言ってたから、めっちゃ怖いマネージャーやろうか。」

百「めっちゃ面白くなりそう・・・！あ！聯くん！皆が聯くんの姿見ても普通に何してるの？ってなっちゃうから、このカラコンと眼鏡して！似てる人だと勘違いするかも！」

「え！？えっと・・・。」

どうしよっかな、普通に再開したいって気持ちもあるけど・・・。

ちょっと皆の驚いた顔が見てみたいかもしれない。

「よし、やります！」

いたずら心に火がついてしまったのはもうしょうがない。やろうではないか。

私はなぜあるのかわからない赤のカラコンをつけ、眼鏡を装着する。

「どうですかね？」

千「結構変わって見えるね。あとは雰囲気怖くすれば完璧。」

百「じゃあ聯くんは、そこの机でパソコンを打ってるふりしてて！そこだったら顔は見えないはず！」

「わかりました！」

私は言われるがまま机に向かう。

・・・二部、何章まであるのかは知らないけど、後半あたり全然知らないんだよね。

大丈夫かな・・・。

少しして、何人かの足音がこちらに近づいてくるのが分かった。

とりあえずこっちに集中しよう。