ゴシップとチームワーク2 ページ4
五『確かにデビューは`MEZZO"が先だったけど、今はオレたちがあいつらを支えてる感じ。』
五『オレたち5人が、IDOLiSH8メインで、`MEZZO"は予備軍みたいな・・・。』
四「むかつくだろ。」
五「・・・まあまあ・・・。デビューするまでみんな苦労したんだ。少しくらい、見逃してあげようよ。」
そう言ってその場から離れようとする壮五。
だけどそれを環が引き留める。
四「続き読んだか?」
壮五は再び雑誌の続きを読み始める。
五『・・・オレは取り得はないけど、個性がある。万能だけど個性がない壮五よりグループに重要・・・。』
五「・・・。」
その文章を見た壮五の顔はかなり驚いていた。
四「な?むかつくだろ?」
五「・・・。」
「・・・あんま気にすんなよ。ほら、デマかもしんないし!」
いや、デマなんだけども。
五「・・・うん。」
返してくれたその声は、か細かった。
しばらく経った後。
あいかわらず視線は感じるままだが、私の事に関してゴシップで書かれることはなかった。
少し安心。
ナギと環も書かれてないみたい。
そして現在。
一「なんなんですか?二階堂さんと四葉さんの話でしょう?」
ニ「いーよ、蒸し返さなくて。話す気もねえし。」
事務所は険悪なムードです。
四「むかつくな!なんだよ、その態度!」
ニ「てめえこそ、あちこちで俺が芸能関係者だなんだ、余計なこと吹かしまくっただろうが!」
四「やんのか、この野郎・・・!」
環は大和さんの胸倉を掴んで今にも殴ってしまいそうな雰囲気だ。
大和さんだって、いつもの大人な対応が出来てない。
三「止めろよ、環!」
五「だから、どうして彼だけ叱るんです!?彼が予備軍だから!?」
三「掴みかかってんのはあいつだろうが!」
六「いいですか、イオリ。人のハート、とても繊細です。少しの事でも傷つきます。OK?」
一「今はハートの事より、殴られそうな二階堂さんの方を心配した方がいいのでは?」
七「み、みんなどうしたんだよ!?」
今の状況がつかめない陸。
紡「ワゴンに乗ってもらうだけなのに・・・。」
「と、とりあえずさ!このままだと仕事に遅れちゃうし、ワゴンに乗ろうよ!紡も困ってるよ!」
私がそう言うと渋々と事務所を出て行くメンバー。
仕事に向かうも、皆の間に会話なんて一切なかった。
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manaekaki(プロフ) - 流れるさん» コメありがとうございます!そう言ってもらえるとありがたいです!最近更新遅めですいません・・・。がんばります! (2016年11月27日 23時) (レス) id: 7bb55a48ed (このIDを非表示/違反報告)
流れる - めっちゃ面白いです!便新ファイトです! (2016年11月25日 19時) (レス) id: 81601c6819 (このIDを非表示/違反報告)
manaekaki(プロフ) - ryeowook0621さん» コメありがとうございます!更新頑張ります! (2016年10月11日 23時) (レス) id: 02c8dea248 (このIDを非表示/違反報告)
ryeowook0621(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2016年10月10日 23時) (レス) id: 6e0dcf88f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:manaekaki | 作成日時:2016年10月6日 23時