アイナナの世界にトリップしました。・・・え？４

アルバムツアーへ！ ページ19

最近、嫌な夢をよく見る。

虐待される夢。

毎晩毎晩。

痛い。夢なのに感覚がある。

やめて。殴らないで。痛いよ。痛いよお母さん。

紡「・・・？聯・・・？大丈夫・・・？」

「・・・！あ・・・、ごめん。なんだっけ・・・？」

今は`MEZZO"の仕事が終わり楽屋で休憩していたところ。

駄目だ。最近夢のせいでどんどん寝不足になって来てる。

クマはメイクでどうにかなるけど・・・。

皆に迷惑をかけないようにしなくちゃ・・・。

紡「大丈夫なの・・・？」

五「聯くん。すごく顔色悪いよ。」

それにしても、そんなに心配されるほど具合悪そうに見えるのかな・・・？

ちなみに環はソファーで寝てる。

五「マネージャー、僕と環くんはなんとかなるけど、聯くんには付けた方がいいんじゃないかな・・・？」

紡「やっぱりそうですよね・・・。」

「え、大丈夫だよ！そんな事しなくても！」

紡「本当に？」

「うん！それに、仕事に影響はしてないでしょ？いけるって。」

五「でも・・・。」

２人は本気で私を心配しているようだ。

でも本当に大丈夫なんだよな・・・。

さっきも言った通り仕事には影響してない。

それに、寝不足なだけだ。

ご飯だってちゃんと食べてる。

それに私がもし倒れたとしても壮五が倒れるよりはマシだ。

「さて・・・、そろそろ仕事に行って来るね。」

五「まだ仕事があるの！？」

紡「無理しなくていいよ！」

「大丈夫だって。壮五、環よろしくね。紡、気を付けて帰りなよ。」

「またあとで！」

私にはこの後私オンリーの仕事が入ってる。

その後に壮五と環と合流し再び仕事。

２人はそれまでお休みのようだ。

少しうらやましさを感じつつ、私は仕事に向かって走っていった。

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