頂きの景色1〈出会い〉 ページ2
−−−日向side−−−
バスケ部「そこの！！早くもジャージの元気な君！！もう部活は決まっtｯ･･･」
日向「バレー部！！！」
バスケ部(お、俺のディフェンスを軽々と･･･！)
.
中学で最初で最後の試合から早数ヶ月。
俺はついに宮城県立烏野高等学校に入学した。
俺ん家からチャリンコで一山越えて30分のところにある高校だけど、そんなのは苦じゃない。なんたってここには･･･バレーボール部があるのだから。
俺が憧れている"小さな巨人"もここに通っていたのかと思うと、高ぶる気持ちを抑えられない。だから説明会が終わった今、ジャージに着替えて体育館の方へと向かっている。
バレー部に入部するために･･･！
日向「来た･･･来たんだ･･･烏野高校に･･･！」
これからいっぱい練習して、そんで県内屈指の強豪校へ進むであろうあの王様に絶対リベンジだ！！！
曲がり角を曲がると、第二体育館に続く渡り廊下を発見した。さらにスピードを上げ、渡り廊下を駆け抜けようとした時だった。突然、端から現れた誰かに俺はぶつかってしまい、体が小さい俺は、来た道の方に弾き飛ばされたのだった。
日向「いってて･･･」
？「っ･･････お前、大丈夫か？」
日向「はっ！す、すみません！！ホント！！前見てなくてすみません！！」
？「いや、お前の方が段違いにぶっ飛んだよな;。あぶねーから気ぃ付けろよ？ほら立てるか？」
日向「･･･！」
ぶつけた頭を押さえていると、目の前に誰かの手が差し伸ばされた。ゆっくりと･･･顔を上げ、その人の顔を見た瞬間、俺は口を開けたまま固まってしまった。
何故かって･･･
風に逆らうことなく、緩やかになびく灰色の髪から覗く、茶色い瞳がじっと･･･俺のことを見つめていたから。その人は俺の体を起こしてくれようとしているだけなのに、俺はというとその瞳から目を離せられない。
貴「ん？どうした？何か顔についてるか？」
日向「へっ！！？い、いや！ついてないです！！」
貴「？･･････ぷはっ！お前面白い奴だなw」
日向(笑った！？)
貴「次からは気ぃ付けろよ、チビちゃん。」
吹き出すように笑ったその人は俺の頭を撫でた後、校舎の中へと行ってしまった。不思議な人だなと思っていた俺だったが、自分の目的を思い出し、体育館へと駆け込んだ。
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ショートケーキ@アップルパイ.塩キャラメル - 続きが気になります！！更新がんばってください！！！ (2018年4月2日 13時) (
レス) id: fde59771b6 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - mira太郎さん» 訂正ありがとうございます！助かりました(^-^) (2018年3月2日 18時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
mira太郎(プロフ) - 及川は岩泉のこと岩ちゃんって呼んでますよ〜！ (2018年3月2日 17時) (レス) id: 698cf842a0 (このIDを非表示/違反報告)
*サク* - おぉ！ハイキューですか！しかも菅原兄妹！イラストも文章もとても素敵です！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月21日 23時) (レス) id: ce5d172f50 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - ふぉおおお！！ついに双子の絡みが…！これからの更新楽しみにしています、頑張ってください！！ (2017年12月18日 10時) (レス) id: a434bbf6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2017年10月14日 0時
