虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part9

恋物語470 ページ45

−−−青峰side−−−









第4Qが始まった…



仲間がコートで戦っている…



それを応援するベンチの部員たち…



ギャラリーの方にもベンチ入りすることができなかった部員たちが"百戦百勝"を掲げ、応援している。



俺は…



黙ってコートを見つめていた。



応援する気持ちはある。何せ…仲間がコートで戦っているからな。勝ちたい気持ちはまだ残っているのだから尚更。



つっても…



今日のあいつらはすげえな。



いつもの力の何倍も発揮している気がする。



必死に…



点を稼いで…



"勝ち"を掴み取ろうとしている姿が…









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ビーーーーーーーーーーーッッッ！！！！！









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「試合終了ーーー！！！」


「勝ったのは帝光！！！」


「しかも…！」


「全中連覇だーーーッッッ！！！！」









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ワアアアアアアアアアアッッッ！！！！！！！









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黄瀬「やっっっったっスーーー！！！」


緑間「フウ…」


紫原「これでもう食ってもいいっしょ〜？お菓子………ってか食う？」


緑間「……ああ、もらおう。」


紫原「え！？マジで！？」


佐藤「お前らー！！！」


久保田「凄い…！」


関口「っ……マジでやりやがった。」


桃井「やったー！！」


雪村「っ…」


赤司「………ﾌｳｯ…」


黒子「やりましたね…赤司君。」


赤司「ああ…そうだね。」









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お前らが…









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_____羨ましい_____









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ｶﾞｼｯ…









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青峰「！」


虹村「…何ボーッとしてんだよ。」


青峰「虹村…さん…」


虹村「お前のおかげで優勝できたんだ、もっと喜んでもいいんだぞ。行けよ…せめて今だけでも素直になってもいいじゃねーか。」


青峰「…」


桃井(………青峰君…)


黄瀬「青峰っちー！はやくこっちこっち！」


黒子「…」


青峰「……うるっせえな…」ｷﾞｼｯ









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俺は…



ベンチから立ち上がり、優勝を勝ち取ったあいつらのもとへと歩き出した。



虹村さんたちを背に…



前へ進んだんだ。

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