虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part9

恋物語448 ページ23

−−−虹村side−−−









ワアアアアアアアアアアアアアアアｯｯｯｯ!!!!!!!!!!









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すげぇ…



3年間やって来た中で1番の応援じゃねえの？ってくらい会場中から俺たちに向けられるエール。



マジで応援ってのは…



俺たちの力になってくれる。腹の底から沸き上がってくるこの衝動はそういった類いのモノなのだろうか。足のつま先から全身へと駆け巡る鳥肌も今じゃ心地が良い。



思い出す……1年の頃。



Aと胸を躍らせながら入部した帝光バスケ部。初っ端遅刻するわ…クラス分けテストでAと張りあうわ…



でもそこで…



佐藤に久保田…関口と出会えた。



それから少しして沢山のチームがいる場所で沢山の練習試合をした。花宮と今吉さんがいるチームは手強くて、あん時一軍から来てくれていた鈴木先輩と上野先輩もギリギリの状態だったけど…



Aが突破口を開いてくれた。



それをきっかけに俺とAは一軍入り。



一軍入りして早々Aが小野先輩の短パンずり下ろしたのはマジでウケた。そっからの追いかけっ子といっちゃーもうどうしようもなくて、最終的には上野先輩の制裁受けてたっけな。



そんで俺とAにとって初の大きな大会地区予選では沢山の経験をした。Aとの連携も上達した大会だった。



次に全中…



Aが負傷していたことに気付けなかった俺たち…



それでもAはチームのことを最優先に考え、勝利へと導いてくれた。怪我しててもコートに戻ってきた時は焦った。



Aのおかげで全中優勝することができた。



2年になってからも…



俺たちが助けられてばかりで…



お前だけに重荷を背負わせちまって、俺はお前という存在を失いそうになった時もあった。けど…またこのチームで2年連続優勝して…。



それにAと両思いになれて…









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よく考えれば…



いつもすぐそばにお前がいた。



Aがずっと側にいた。



その小さな背中で大きなモノを背負うAに…



俺はどれだけ恩返しをすればいいのだろうか。



なあ…



A…









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虹村「ぜってぇ勝つぞ。」


貴「言われなくてもその気だぜ。」


虹村「ﾌｯ……………だな。」

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