恋物語44 ページ7
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佐藤「あれ？……虹村何処行くんだ？」
貴「ん？」
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壁に凭れて座り、頬杖をついていると龍の声に反応して体育館の扉あたりに目をやった。そこには体育館を出て行く修たちの姿が...
コーチに赤司も...
そして...
黒子も...
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どういった"武器"を手に入れた？
それをどう使う？
どうやってチームに貢献する？
どうやって...
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"仲間"を生かす？
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君にとってこれが大きな一歩になるだろう...
一軍にどういった影響を与えるか...
はたまた...
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貴「……これから……一転しそうだな。」
関口「……一転？」
貴「良い方向に転がるか、あるいは悪い方向に転がるかってこと。」
関口「………お前って………どこまで"
貴「……視えるわけねぇだろ？そんなもの……ほんの僅かなズレで変わるものさ、未来なんて。」
関口「…」
貴「それを決めるのは…これからの世代だ。」
関口「だから……その事を言ってんだよ。」
貴「…」
関口「まるで………もう自分は役目を果たしたかのように言いやがって。」
貴「…」
関口「……白咲。」
貴「……何回も言わせんな、関口。」ｷｭｯ...
関口「…」
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俺は壁に凭れていた体を起こして立ち上がった。その間、隣りで突っ立って壁にもたれ掛かっている関口は口を開かなかった。
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貴「たとえ……お前が考えてる事になろうと、俺は最後までこの…帝光バスケ部に残り、"それ"を見届けるさ。」
関口「……ﾌﾝｯ。」
貴「……さて！やりますか！」
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そう...
"
それが未来ってもんだ...
ここから...
どんな事になろうと...
俺は...
彼らを"見捨てない"...
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貴「黒子がここに来る時…それが…
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全ての始まりになるだろうよ。」
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ミー - だおさん頑張って下さい！ (2016年1月16日 19時) (
レス) id: 9605d7ece2 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき死ね - 虹村さんとこの後どうなるのか、楽しみです (2016年1月16日 17時) (レス) id: aff336682f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ﾆｻﾅ - 続編頑張ってください！ (2016年1月16日 10時) (レス) id: 73ae62ba7c (このIDを非表示/違反報告)
デビP - 最初から全部読みました！とてもおもしろくて…続きまってます！ (2016年1月15日 23時) (レス) id: 0bc7155a3a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 続編に期待してます♪ (2016年1月15日 22時) (レス) id: 4187ee49db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2016年1月3日 18時
