恋物語48 ページ11
−−−関口side−−−
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貴「おらぁ!走った走ったぁぁぁあ!!」
青峰「どゅぅrrrrrぅらぁぁぁあ!!」ダムッ
緑間「煩いのだよ(怒)!!」
久保田「紫原!!行ったぞ!!」
紫原「ん〜おっけぇ。」キュッ
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関口「…」
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コーチたちが居ない中、副主将の久保田を中心に紅白戦がローテーションで行われていた。
今はというと、2面で試合がされており、その片面では白咲のチーム対龍斗のチームで試合が勃発しているため、俺たちのチームはステージの上で休憩中。
休憩しながら観戦していた...
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ハア…
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白咲に強く当たりすぎたかな…俺……
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別にキレてた訳じゃねぇけど、白咲が発した事に対して思わず言葉が漏れちまった。
最近の帝光バスケ部は新人チームだというのに安定感があり過ぎる。それもこれも全部…あいつら…………『最強コンビ』がいるからだ。
前の試合だって、俺たち5人組が先発したものの点差が開きすぎてしまい、第3Qから赤司たちと交代した。最近これが多々あり、完全試合をする機会がなくなったのだ。
交代したあと、赤司たちも1年の割にはしっかりとした試合運びをしてくれるお陰で難なく勝てている。
問題点があるとすれば、実渕玲央や葉山小太郎のような選手たちと対戦した時、唐突な襲撃に俺たちは弱いということ。
白咲や虹村にだって、これまで危うい場面が幾度となく襲い掛かってきた。これからだっていつか……俺たちのプレーが通用しなくなる時があるかもしれない。
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いいや……
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くるかもしれないじゃない……
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"訪れる"んだ……
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しかもそれは外からのものじゃない…
"内側"からのもの…
もしこの先負けなしだとしても…
俺たちは…
内側の才能というものに…
押し潰される時がくるのではないか…と。
内心……考えるようになった。
その時に白咲があんな事言うから…
余計…
不安になるじゃねぇか…
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ミー - だおさん頑張って下さい! (2016年1月16日 19時) (レス) id: 9605d7ece2 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき死ね - 虹村さんとこの後どうなるのか、楽しみです (2016年1月16日 17時) (レス) id: aff336682f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ニサナ - 続編頑張ってください! (2016年1月16日 10時) (レス) id: 73ae62ba7c (このIDを非表示/違反報告)
デビP - 最初から全部読みました!とてもおもしろくて…続きまってます! (2016年1月15日 23時) (レス) id: 0bc7155a3a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 続編に期待してます♪ (2016年1月15日 22時) (レス) id: 4187ee49db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2016年1月3日 18時