過去を捨てよ1 ページ3
−−−赤司side−−−
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キュッ
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キュッ...
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赤司「止め!これから10分間の休憩を取る!」
全「「はい!!!」」
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葉山「あっっぢぃ!!!」
実渕「うるっさいわね!分かってることを口に出すんじゃないわよ!余計暑くなるわ!」
根武谷「ゲプッ....腹減ったな。」
実渕「アンタも(怒)!それやめてって前にも言ったわよね?」
根武谷「そーだったか?」
実渕「そうよ(怒)。」
葉山「仕方ねぇじゃんw永吉だもんw
.......赤司!頭洗ってくる!」
赤司「すぐ戻ってこいよ。」
葉山「おぉよ!」ダッ
一言返事を返すと、葉山は体育館の非常口から外にある水飲み場へと走って行った。
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葉山が出て行った非常口から外を眺めると、校庭に植えてある木々には青々と溢れんばかりの葉がついていて、風に揺れてざわついている。
今は夏真っ只中...
たくさんの蝉の鳴き声が聞こえてくる季節。
じめじめとしたこの体育館に、たまに風が入ってきて心地が良い。かいた汗が乾き、体を冷たくする。
実渕「それにしても、今回のインハイはハラハラしたわよね。」
根武谷「決勝のことか?」
実渕「海常ね。けど....全体的にどこのチームも強くなってるわ。去年いた3年生の穴はでかかったけど...それを埋めて勢いをつけてきた...。」
根武谷「優勝出来たけどよ....ウィンターカップは侮れねぇってことだろ?」
実渕「そーなるわね。」
赤司「だからこそ...今からもっと力をつけておく必要がある。」
実渕「!.....征ちゃん。」
そう....俺たちは今の夏休みに行われたインターハイで決勝戦、黄瀬率いる海常に勝利し、優勝を果たしたのだ。
黄瀬に同様、青峰、緑間、紫原、そして....黒子と火神も去年と比べ、一回り強くなっていた...。
俺たちももっと強くならなければ...
去年のウィンターカップで俺たち洛山に勝ち、優勝を果たした誠凛高校。
そして、俺たちキセキの世代を変えてくれた黒子とその光.....火神。2人には本当に感謝している。
また...戦ってみたいものだ。
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実渕「あ......そういえば、征ちゃん。」
赤司「.....なんだ?」
実渕「征ちゃんに聞きたいことがあったのよね。......前に見せてくれた写真について。」
赤司「....?」
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エミア(プロフ) - だおさん» 了解です (2018年4月9日 6時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - エミアさん» LASTGAMEができる前に作った作品ですので火神がいる流れで進んでいます(^^;)申し訳ないですが、そこはご了承ください(^^;) (2018年4月8日 16時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - あれ?ジャバウォックと戦った後なら、火神居なくね? (2018年4月6日 15時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!ちょくちょく挟みたかったので書いちゃいました↑↑↑↑(*^^*)笑 (2015年12月29日 19時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋 - 朝比奈君と夜木君もでてきて.しかもエクストラゲームについても出てきたので超テンション上がりました↑↑↑↑↑ (2015年12月29日 19時) (レス) id: f70092b7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年11月28日 9時