過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ12 ページ15

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ...









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生徒「えー、昼休み終わっちゃったー。」


生徒「折角清水さん帰ってきたのになー。」


生徒「ねぇねぇ！清水さん！放課後にでも教えてよ！アメリカのこととか！清水さんのこと！」


生徒「やばい！先生が来るぞ！」


生徒「んじゃ！あとでね！清水さん！」









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貴「......ﾌｩｯ。」









チャ....チャイムに助けられた...




あの赤髪の奴から逃げてきたあと、教室に入ると待っていたのはたくさんの生徒たち。




アメリカはどーだったのだとか、どこに住んでるのだとか、好きな食べ物は何だのだとか....質問攻めにあい散々な目に...




.....帰りは即帰ろう....









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ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ....









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貴(....げっ。)









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後ろの扉が開いたと思ったら、あの赤髪の奴が教室に入ってきた...




赤髪の奴が隣りに腰を下ろすも、私は窓の方を向いて見ないようにした。









女子「赤司くんこれ、さっき生徒会の人が持ってきてたよ♪」


赤司「ああ、ありがとう。」


女子「ううん♪全然大丈夫だよ！」


貴「...。」









赤髪の奴は、私の席の反対にいる女子と仲良さげに会話している...




つーか女子.....顔赤くし過ぎ。こいつのことが好きなのね。他にも....今日一日見てきた中で、ほとんどの女子がこいつに好意を抱いている。


.....女子の標的にはされたくないな....









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そうこうしていると、数学の先生がやってきて授業が始まった...









先生「今日は始業式があったから午後だけ授業だ。気を引き締めて勉強しろよー。」


生徒「「はーい。」」


先生「それじゃ.....復習がてらに教科書の120ページを開けー。」









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.....あ.....そうだ....まだ教科書きてないだ....




私は教科書がないことを伝えようと手を上げtｯ...









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赤司「先生。清水さん、まだ教科書を持っていないようなので見せてあげていいですか？」









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貴「！」









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先生「あ.....そうだったな、悪い清水。隣りの赤司から見せてもらってくれ。」


貴「....は、はい...。」









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すると、赤髪の奴が机をくっつけてきた...

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