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じゅう ページ10
「待って康二くん！！！顔近い！！」
私の目の前にしゃがみこんできた康二くん
めちゃめちゃ顔近い
「ええ〜？高校の時はこれぐらい普通やったやん！」
「え、あ、そう？だったかも」
絶対こんな顔近くなかった！！！！
「あ、そういえば僕の名前呼んで会いたいよって言ってたやん？あれどういうことなん？」
え、聞かれてた？え、うそ
「なぁ〜Aちゃ〜ん？」
え、ほっぺたつつかれてる
「お〜い？」
ほっぺたつねられてる
「なぁ無視されるの悲しいねんけど」
なんて口をとんがらせて言ってくる康二くん
めちゃめちゃ可愛い。じゃなくて
「あ！ごめんね。えっと、あれはその、なんて言うかその」
ほんとは好きだから会いたかったとか言えないよ
「どーいうこと？」
なんてにやってしながら言うから。
胸がきゅんってなるの
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作者名：奏者 | 作成日時：2020年1月13日 19時
