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早起き ページ14

「嘘、もう寝た…」
軽く手を伸ばして、
元カノに殴られた場所に触れると、
手がピクリと動いた。

「ありがとう。」
首元に軽くキスをして私も眠ることにした。



___彼女が怪我に触れた時に目が覚めて、
バレたかと思ったけど、平気だったようだ。
それにしても、首元にキスだなんて…
可愛すぎて思わず悶絶してしまう。

起きたら絶対キスしてやろう。
そう思って彼女をまた抱き寄せて眠りについた。

しばらくして目を覚まし、
スマホを確認すると6時過ぎだった。
そろそろ起きないといけないと思い、
布団を出ようとすると何かが引っかかった。
彼女が俺の胸元のシャツを掴んでいるのが目に入り
布団から出る気にならない。

赤葦「もうこのまま1日寝てたい…」
彼女の額に自分の額をくっつけると、
彼女は目を覚ました。

「わっ、なに…?」
彼女は状況が理解出来ていないようだ。

赤葦「おはよう、」
首元のキスのお返しに軽くキスをすると
彼女は顔を真っ赤にして布団に潜ってしまった。

「オハヨウゴザイマス…」
赤葦「なんで片言なの、笑」
「だっていきなり…」
赤葦「ごめん、寝る前キスしてきたの可愛かったから。」
「え!起きてたの!?」
布団から飛び出してきた彼女と目が合う。

赤葦「たまたま目が覚めただけだよ、」
「めっちゃ恥ずかしい…」
赤葦「積極的なAも可愛かったよ、」
「そうやってクラスの子達に言ってるでしょ〜」
赤葦「他の女子とあまり話さないから大丈夫だよ、」
「京治あんまり興味無さそうだもんね、」
赤葦「出会った時からAのことしか見てないから
あまり周り見れてないかもしれない、」
「恥ずかしいけどありがとう、」
彼女は起き上がって俺を抱きしめた。

赤葦「待って、俺起きれないじゃん、」
上にのしかかられたまま、無理やり起き上がると
彼女は残念そうな顔をした。

「お腹空いた!!!」
赤葦「木兎さんみたいだな…笑」
「光太郎と何年一緒だと思ってんの、」
赤葦「はいはい、少し早いけど食堂行く?」
「うん、早く行ってゆっくり食べたい」
赤葦「じゃあ行こう」
そう言って立ち上がった瞬間袖を掴まれる。

「手、繋いでもいい?」
そんなの、いいに決まってる。

赤葦「もちろん。」
彼女の手を離すまいとぎゅっと握った。
「やっぱ京治の手好きだなあ、」
赤葦「嬉しい、ありがとう。」
貴重品だけ持って2人で部屋を出た。

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設定タグ:赤葦 , ハイキュー , 梟谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まなか | 作者ホームページ:http://mana_no_syo_settu  
作成日時:2019年4月20日 0時

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