合流 ページ38
普通に練習してる光太郎の様子がおかしい。
時計を見ながらそわそわしている。
A「光太郎、どうしたの?」
木兎「そろそろ烏野来るかな〜って」
A「そろそろ来るかもね〜」
黒尾「来たみたいだな。」
部員が外でざわざわしてるのが見える。
A「私達も行こうか。」
木兎「よっしゃ!!」
練習していた部員を集め、正門に向かう。
「久々に来た!!!」
「また、梟谷に…」
小さなオレンジ色の髪の子と
背の高い子…って
A「影山くん…!?」
影山くんと目が合う。
影山「…何スか。」
A「セッターの中でもすごい子だよね!!」
よく月刊誌を見ていたので知っている。
北川第一中学校出身で、烏野に来たようだ。
影山「アザっす…」
少し照れてるようで
「あれれ?影山くん照れてる〜??笑」
隣の子が茶化す。
影山「うるせぇ!クソ日向!!」
日向「影山のくせに!!!」
赤葦「いつもあんな感じ。」
気づいたら隣に京治がいた。
A「仲良くていいね。」
赤葦「あの2人の速攻がすごいんだよ。」
A「影山くんだもん、トスが…」
京治もセッターだということにはっとする。
赤葦「あぁ、そうだね。」
気にしているのかいないのかよくわからない。
A「でも一番好きなのはうちのセッターだから…」
小声でそう言うと京治は笑った。
赤葦「うちの新人マネージャーが一番可愛い。」
木兎「チビちゃん!!うちの新しいマネージャー!!
どうだ!!可愛いだろ!!」
日向「マネージャー増えてる!!!
しかも綺麗!!うちも増えないかな〜、、」
木兎「だろ!!あの赤葦を…」
赤葦「木兎さん」
また余計なことを言いそうになった光太郎を
無言の圧力で止める京治。
A「日向くん、って言うんだ。よろしくね。」
日向「あ、えと、お願いしやす!!!」
緊張からか早口になった日向くんを見て
思わず笑ってしまった。
日向「笑われた…」
影山「変な喋り方してるからだろボケが。」
影山くんの口の悪さはいつものようです。
A「京治、あっちの主将さんってどの人かな…」
赤葦「えっと…あのお父さんみたいな雰囲気の…」
京治の指差す方を見ると
京治の言ってることがなんとなく分かった。
A「主将、って感じだね。」
赤葦「うちとは違ってね。」
2人でちらり、と光太郎の方を見る。
木兎「ねえねえ何年生!?」
向こうの新しいマネに声をかけている姿を見て
2人でため息をつく。
うちの主将はこんなのでいいのだろうか
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:まなか | 作者ホームページ:http://mana_no_syo_settu
作成日時:2018年3月8日 0時