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温かさ ページ36

手を引かれて歩いているけど
京治は話す様子もなくて。

A「ねえ、毎日光太郎と一緒で大変じゃない?」
赤葦「すぐいなくなるし、体力バカだし
救いようのない人だし…大変ですよ。
でも俺が好き好んで木兎さんの隣にいるので
木兎さんの方が大変かもしれないですね。」
あまり顔に出ないし。と京治は付け加えた。

A「そんなことないよ!京治は優しくて…!」
思わず立ち止まって大声で言ってしまった。
京治は驚いている。無理もない。
いきなりそんなこと言うなんて
微塵も思ってなかっただろうし。

A「だから京治が好きで、隣にいたいって…
大変とかじゃなくて…
好き好んでるんだと思う。だから…」
赤葦「ありがとう。」
A「でも、本当のことだよ?」
赤葦「分かってる。」


だから泣かないで__________

重たい瞼を開ける。
少しずつ空が明るくなっている。

A「いつの間に寝てたんだろ…」
布団から腕を出し、スマホを確認する。

4時30分。
あと30分か…
することもなく、布団を深く被りぼーっとする。

雪ちゃん達はまだ眠っていて。
よっぽど疲れたんだろうな、と思った。

お風呂上がりに京治に会ったのは
夢だったのだろうか。
後で京治に尋ねてみよう。

窓の外を見つめるとすごく綺麗な空で。
朝と夜を1度に見てるようだった。

しばらくして練習着に着替える。
まだ肌寒くてジャージの上を着て部屋を出た。

うっすらと明るくて清々しい。

しばらくまっすぐ歩くと
中庭に通じるドアが見える。

居ても居なくてもいいや、とドアを開ける。

赤葦「おはよう。よく寝れた?」
A「お、おはよう…!うん!寝れたよ!
てか、何時から居たの…」
赤葦「そう。よかった。
4時から…かな。なんか早く会いたくて。」
迷惑だったらごめん、と言われて首を振る。

A「来るの遅くてごめんね。」
赤葦「大丈夫。俺が来たかっただけだから。
それに、まだ約束の時間じゃないし。」
A「なんか、早かったね。笑」
赤葦「そうだね。…てか寒くない?」
朝の肌寒さはあるけど、辛うじて動ける。

A「若干…?笑」
赤葦「なんか寒そう…これ着る?」
そういって着ているウィンブレを指さす京治。
A「京治が寒くなるから大丈夫。」
赤葦「いいよ。着て。」
そう言うと脱いで肩にかけてくれた。
A「ありがとう。」

また後で→←特になし


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設定タグ:赤葦 , ハイキュー , 梟谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まなか | 作者ホームページ:http://mana_no_syo_settu  
作成日時:2018年3月8日 0時

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