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初対面 ページ3

白福「Aちゃーんお昼食べよう??」
A「今日はどこで食べるの〜?」
白福「部室で食べる〜?
木兎に呼ばれてるし〜」
A「じゃあ部室でいっか。」
白福「じゃあ行こ!木兎に怒られちゃう」

怒られない程度に走る。

A「雪ちゃん、私さ…」

昨日の話をもう一度しよう、と思って
口を開いたがタイミングが悪く、
部室についてしまった。

仕方ない、とこの話はまた後にすることにした。

白福「木兎〜?」
木兎「おお!来たか!!」
白福「そりゃ呼ばれたら来るよ〜」
木兎「Aも来たのか!!」
雪ちゃんの後ろにいた私に気づいて
木兎は声をかけてきた。

A「雪ちゃんとお昼食べようと思って…
もしあれなら外にいるよ?」
木兎「いや大丈夫!部活のことで
ちょっと聞きたいことあるだけだから!」

ここに居て!!と部室のベンチを叩く木兎。
木兎とは小学生の時からの仲だけど
久々に話して、なんか懐かしいと思う自分がいた。

A「うん。ありがとう。」
白福「で、何が聞きたいの〜?」
早くも雪ちゃんはおにぎりを頬張っていた。
木兎「今日何時まで体育館使えるかなって!」

キラキラした目で木兎が雪ちゃんを見ると、
白福「なーんだそんなことか〜。
昨日と同じ時間でいいよ〜。
でも戸締まり忘れないでね」
木兎「9時半までいいのか!?」
白福「え、そんなにやってたの…?」
木兎「赤葦が好きなだけいいって言うから!」
白福「赤葦もよくやるね…笑」

木兎と雪ちゃんが赤葦君という人の話をしていると
部室のドアが空いて人が入ってきた。

木兎「あかーし!どうした!?」
突然来たことに驚き、
会えたことに嬉しそうにする木兎を見て、
表情豊かな所は昔から変わらないなと思いつつ
どんな人なんだろうと好奇心でその人物を見る。

…綺麗なトス。
その一言が咄嗟に浮かんだ。

まるで時が止まったかのように感じた。

彼と目が合う。
昨日と同じ感覚。

彼は何かを思い出したようで口を開いた。

赤葦「Aさん…?」
A「はいっ、」
いきなり名前を呼ばれ、声が裏返る。

赤葦「やっぱり。初めまして。」
そんなことも気にすることなく、
微笑みながら手を差し出す彼。

A「あ、初めまして…!」

その手を握り返す。

私よりも全然背が高くて、手も大きい。
木兎とは全然違って、
すごい大人っぽい。

木兎が頼るのもわかる気がする。

これからは→←先輩と後輩


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設定タグ:赤葦 , ハイキュー , 梟谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まなか | 作者ホームページ:http://mana_no_syo_settu  
作成日時:2018年3月8日 0時

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