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共有できないもの ページ18

A「ただいまー。」
って言っても光太郎の家なんだけどね。

木兎「おかえり。さっきはごめん。」
もう泣かない、と光太郎は
ベッドの上に正座で座っていた。

A「もういいよ、私もごめんね。」
木兎「赤葦…と何話してたの?」
A「えっと…」
少し俯く私の顔を光太郎は覗き込んだ。

木兎「言えないこと?」
A「ごめん、私…」
言わなきゃ。
ここで言わなきゃダメだよね。

木兎「赤葦が好きなんでしょ?
本当はわかってた。」
予想外の言葉が出てきて驚いた。

A「えっと…うん。そう。」
木兎「赤葦いい男だからな!!
まあ落とすの大変だと思うぞ!!」
A「さっき告白されて…」
木兎「え、?」
光太郎は目を丸くした。
そりゃそうなるよね。

A「付き合うことになり、ました。」
木兎「ヨカッタネ…?」
何が何だかわかってないのに祝福をする光太郎。
もうちょい理解してから言って欲しかった。

A「だから、ごめんなさい…っ」
この言葉でやっと理解したみたい。

木兎「いいってことよ。幸せになれよ!!」
いつものあの笑顔でそう言われるとなんか…

A「光太郎〜」
涙が止まらなくなって光太郎に抱きついた。
木兎「よしよし。泣くなって!」
大きな手で優しく頭を撫でてくれて安心した。

A「光太郎も…幸せになって!!」
誰よりも、光太郎の幸せを願いたい。

私の幸せを光太郎にも分けたい。

木兎「俺はバレーしてる時が一番幸せだからな!」
A「じゃあ朝練に備えて寝よっか。」
木兎「そうだな!おやすみ!」

部屋の明かりを消し、
それぞれの布団に入る。

それからすぐに私も光太郎も眠ってしまった。

余裕の朝→←腑に落ちない


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設定タグ:赤葦 , ハイキュー , 梟谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まなか | 作者ホームページ:http://mana_no_syo_settu  
作成日時:2018年3月8日 0時

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