スプラトゥーン大会開戦です5 ページ46
合鍵で家にはいれば配信部屋から声がする。
恐らくまだインタビュー途中なんだろう。
ゆっくり音を立てないように扉をあければ少し振り向いた葛葉と目が合う。
横に座ればカメラに向かい直しながら頭を撫でられた。
｢そういえば世界取りにきましたの皆さん、第3試合の前って公式放送みてたりしました？｣
｢みてないなぁ｣
｢僕も〜｣
｢私も〜｣
｢もし負けてたら皆さん休み返上でしたよ｣
｢はっ！？やばすぎ！！勝って良かったぁ｣
｢おい小娘〜やめろよおまえぇ｣
｢ひどいですよぉ｣
｢俺、実は聞いてましたね｣
｢お〜。もしや第5試合も？｣
｢ばっちり聞いてました｣
聞かれてるとは思わなくて顔をそむければ、ニヤニヤしながら私の頬を突っつく葛葉。
｢あ、俺勝ったんで約束通り3日休みください〜｣
『考慮します』
｢ちなみにAも3日間休ませるのでよろでぇす｣
『！？』
驚き葛葉に向かって首を振るも無視。
｢上層部悩んでますが……おっけだそうです！｣
｢ありがとうございまぁす｣
｢ずは、3日も休んでなにすんのー｣
｢え、Aの躾だけど？｣
｢やばぁお前｣
その後インタビューが終わりチーム内での反省会も終わった葛葉がdiscordをきり、腕を伸ばす。
｢はぁ〜つかれたぁ｣
『お疲れ様、飲み物持ってくるよ』
｢あー、その前に｣
立ち上がった瞬間腕をひかれバランスを崩せば後ろから抱きしめられた。
『葛葉…』
｢散々煽ったくせに泣くほど嬉しかったか？バカ｣
『う…っ…』
｢公式放送で担当の秘密ばらすし、躾がなってねぇなぁ｣
『すいませんした…つい』
｢それじゃないだろ言うこと｣
肩に顎をのせながら耳元で話す葛葉の方を向けばずっと伝えたかった言葉を口に出す。
『……おめでとう葛葉』
｢おう｣
『あとね…ありがとう』
｢ん、お前は俺のだから当たり前｣
『…葛葉？』
｢あん？｣
『あの時ふわっちの方がいいって言ったらどうしてた？』
｢別に、どーもしねぇ｣
『そうかな？私はきっと結果変わってたと思うよ』
｢はぁ〜？｣
『なんてね』
飲み物とってくると俺から離れた背中を見送りそっとジャージの中で隠れてるネックレスをにぎる。
｢…同じ事してんじゃねぇよ…バーカ｣
最後の試合終了の30秒前。
潜伏しながら握り締めた揃いのネックレス。
その瞬間。
《葛葉》
アイツの声が聞こえた気がして、気付いたら敵を倒してた。
｢さんきゅ…A｣
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Nero(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！応援が励みになるので嬉しいです！ (2022年1月22日 0時) (
レス) id: 8d2da00579 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - コメント失礼します。そして、一言失礼します。貴方は、天才ですか！！！！！！もう好きです！！付き合って下さい！！（突然の告白すみません🙏）これからも更新頑張ってください。 (2022年1月21日 23時) (レス) @page46 id: 46e0494878 (このIDを非表示/違反報告)
Nero(プロフ) - わー！お知らせありがとうございます。助かります (2022年1月15日 9時) (レス) id: 8d2da00579 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリフラたってますよ😧💦 (2022年1月15日 8時) (レス) id: f6ccfb747c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nero | 作成日時：2022年1月13日 20時
