『2434』愛されマネージャー

スプラトゥーン大会開戦です2 ページ43

『さてスプラトゥーン大会もいよいよ大詰め！！最後に笑うのはどっちだ！！チームあぐらwin対世界取りにきましたのみなさーん！！』

｢勝ってAちゃん貰います！｣

『語弊がありますね』

｢お願いしますっ！！俺だけ優勝賞金いらないんで！！！｣

『そういうことじゃない』

｢俺わがまま言わないし、なんなら手伝いもするよ！｣

『え……考えようかな』

｢おい。なぁに俺以外に尻尾ふってんのぉ？？そんな教育した覚えないんですけどぉ！？｣

『だって葛葉わがままだし、ご褒美くれないし』

｢優勝したら調教し直すんで1週間オフください。シバキ倒します｣

『スケジュール的に3日が限度です』

｢マネージャーがスケジュール管理してるから無理だったw｣

『試合開始っー！』

〜〜〜〜〜

第1、第2試合をおとした世界取りに来ましたチーム。

なんだか葛葉の調子がおかしい。

マナーモードにしたスマホがポッケで震えた。

葛葉︰なぁ、本当にふわっちの方がいいの

彼が不調の原因がこれなら、こういう所がポメと言われるところなんだろう。

一言だけメッセージを送り、画面を閉じる。

『さぁ追い詰められた世界取りにきましたチーム』

『しかしまだエンジンかかってないだけか？』

『なんたってこのチームにはデビ様、英雄、きらめちゃん…』

『そして…最強のヴァンパイアがいるんですから』

配信外でも沢山練習してたし、その手の動画も沢山観てた。

彼の努力は無駄にはならないはず。

『そうだ勝手に優勝景品にされましたし、私からも1つ』

『世界取りにきましたの皆さん〜。負けたら各マネージャーに連絡して休み減らして貰いますから』

｢それは厳しい…！｣

如月︰信じてる。

『運命の第3試合…はじめ！』

〜〜〜〜〜

調子を戻した葛葉の活躍により3、4試合は世界取りにきましたが勝利。

最後の第5試合。

｢さぁこれで全てが決まりますね、Aさん｣

『そうですね』

｢さて…Aさん最後に現担当ライバー葛葉さんに一言ありますか？｣

『んー……』

『前ハヤトさんにも伝えたけど…』

『1人じゃ起きれない、自炊もしない、掃除もしない。手のかかるポメのリード握れるの私しかいないでしょ』

『存分に暴れてきな、葛葉』

｢信頼し合ってるからの言葉ですね…葛葉さん羨ましい｣

｢ではいきましょう！｣

｢『第5試合開始！！』｣

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