『2434』愛されマネージャー

加月社でウェブ会議です。 ページ40

【社長と秘書と平社員で会議します】の配信を開始しました。

『社長お時間です、社くん資料を』

｢｢うおぉーー！｣｣

『いや台本のだの時もないやん』

｢失礼しました。加月社の社長 加賀美ハヤトでございます｣

｢加月社万年平社員！社築です｣

『加月社で秘書をしております。如月です』

｢加賀美ハヤトの加、如月の月、社築の社をとって加月社です！｣

『加賀美インダストリアルの子会社です』

｢違いますよ！！親会社です！！｣

『まさかの親会社』

｢それはダメだろw｣

『ということで元担当ライバーのハヤトさん社です〜』

｢ライバーデビューおめでとうございます！｣

｢とうとうお前もこっち側にきちまったか｣

『まぁマネージャーの時も配信に混ぜられる事あったからそれが正式化しただけっていうね』

｢でもこれでやっと私達の復讐が始まりますね……社さん｣

｢あぁ……ここまで本当に長かった……｣

『会議室をバックにする話じゃないんだよ』

｢ふふ…Aさん！今まで良くも私達で弄んできましたね！｣

｢貯まってた分……お返しするぜ！｣

『なんなんだ……』

”加賀美ハヤト ￥10,000”

”社築 ￥10,000”

『スパチャ！？』

｢いつもいつもアカウント変えてスパチャ投げててもわかるんですからね！！｣

｢貢ぎすぎだ！！お金は大事にしろって言っただろう！｣

『……2人ともいいんだ？本気でやるってんなら……』

”如月 ￥50,000”

｢なんだと！？｣

『これから毎配信赤スパで殴りに行きます』

｢くっ……｣

｢社長……俺達じゃコイツには叶わねぇ……｣

｢なら次の会議には…もっと如月被害者を呼ばなければ…｣

『なんだその汚名は』

｢Aさんが今迄貢いできたライバー被害者の会ですけど｣

『推しに貢いで何が悪い』

｢そうやって貢ぐのやめなさいって言ってるでしょう！｣

｢そうだぞ、A｣

『嫌です、お返しはボイスとかもっと出してくれれば結構ですので』

｢じゃあ今度加月社でボイス出しましょうか｣

『え、私は聴く専門なんで』

｢それか大会ひらいて賞金にするのもいいかもな｣

｢確かに！！それもいいですね！！｣

『聞いてないし……あ』

『社長そろそろお時間です』

｢あっという間でしたねぇ｣

｢確かになぁ｣

『これからも貢ぎますね』

｢｢だからだめですって！｣｣

『えー』

〜この配信は終了しました〜

怒らせたら怖いマネージャー様→←雑談しながら仕事します。

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