『2434』愛されマネージャー

アラサーランク帯に誘拐されました2 ページ14

｢といっても本社のスタジオお借りしてなんですけどね｣

『珍しく私服で来て下さい。プライベートみたいな感じでって言われたから来たら騙されたよね』

｢いやぁ誰かの家でも良かったんだけど初回はね会社の方がいいかなぁて｣

『騙されました』

｢って言いながら飲むAいいよね｣

『お酒に罪はないしなぁて。欲を言えばタバコ吸える場所が良かったです』

｢電子なら…ダメだったわ。禁煙させてって言われてたの忘れてた｣

『え、誰に』

｢葛葉｣

『無理だね〜。タバコ辞める時は仕事辞める時』

｢でもA臭くないよね｣

『担当ライバーに不快な思いさせたくないしこれでも女の子だからね。匂い対策はちゃんとしてます』

｢Aさん基本ベリーの匂いしますよね｣

『タバコのカプセルベリーだからそれにあわせてる』

｢えらっ！｣

〜〜〜〜〜

｢社〜、おかしくない？｣

｢あ〜？なにがだ？｣

｢A強すぎでしょ。ゆめおと加賀美潰れてる｣

｢ふ…俺も結構ギリギリだ｣

『でもここまで飲めるのはさすがアラサーランク帯』

｢ラスボスのセリフなんだよなぁ｣

｢てかAの立ち絵ないのだけ未だに理解できないの私だけ？｣

『いやマネージャーの立ち絵いらんでしょ』

｢あんたどれだけ他のライバーから名前でてると思ってるの。切り抜き作るのも大変じゃない｣

｢俺結構みるぞ？Aの切り抜き｣

『やめて…そんなことするなら他のライバーの配信垂れ流して…』

｢言ってAもみてるでしょ？全ライバーの配信｣

『当たり前じゃん。2434オタクだもん』

｢それって誰の配信をいつみるとか決めてんの？｣

『リアル配信が間に合ったらその人からみるし配信時間あわなかったらその時聞きたい人の声思い出して配信みるかなぁ』

｢へぇ〜、じゃあその時Aが会いたい人の配信みるってこと｣

『語弊がある言い方するなぁチャチャ』

｢まぁとりあえず本社〜。Aの立ち絵と3Dか早く作れよ〜｣

『やめてやめて、社も止めて』

｢ん？俺は賛成派だからなぁ｣

『え、ゆめお、ハヤトさん！』

｢俺達も〜｣

｢勿論賛成ですよぉ〜！投資します〜！！｣

『はぁ…みんな出来上がってきたので今日の配信はお開きにします〜！』

｢まだ飲むけどな｣

｢ここからは大人の時間｣

『はいはい、ここまでの配信は弊社所属社築、夢追翔、花畑チャイカ、加賀美ハヤトでお送りしました』

『皆様、お疲れ様でした』

〜配信を終了しました〜

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