*王者に遭遇 ページ7
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「大地は行きたいところとかないの?」
大「ん〜そうだな…あ、1つだけあった。」
「よし行こう!」
大地に着いて歩いていけばそこはよくお世話になるところ。
大「ここ。」
「うん。なんとなく察してた。」
大きなスポーツショップ。
私も部活の備品の買い出しとかで来ます。
大「新しいバレーシューズ気になっててな」
「私も勉強のために見とこ!」
店内が広いだけあってバレーシューズがたくさん並んでいる。
大「お、これこれ」
どうやらお目当てのを見つけたらしい。
大地がそれに夢中になっている間に、私は他のシューズを見ながらゆっくり歩く。
「バレーシューズだけでこんなにあるんだなぁ…っと、すいません!」
シューズを見ながら歩いていたら目の前の人に気づかなかった。
「いや、問題ない。俺も道のど真ん中で立ち止まっていて悪かった。」
「いやいや私が前を見てなくて、」
ん?この声どこかで、初めて相手の顔を見る。
「げ、」
牛「む」
牛 島 若 利 。
なんでここに!?
いやおかしくはないか。
牛「お前はたしか…」
え?私のこと知ってるの?
.
牛「及川の女、だったか?」
「違います。」
ただのマネージャーです。
牛「今日は及川はいないのか?」
「いません。なんで及川なんかと…」
牛「一人でわざわざくるなんて勉強熱心だな。好感がもてる。」
「はぁ…」
いや彼氏の付き添いなんですけどね。
否定するのもめんどくさいな。
牛「お前のような者ならぜひマネージャーに、と言いたいところだが」
「…はい?」
牛「悪い話ではないだろう、どうだ?」
この人何言ってんだ。
めっちゃぶっ飛んでね?
よし、逃げようと歩こうとしたら腕を掴まれてしまった。
「ちょっ、離してください!」
牛「逃げる者は追いたくなる達でな。」
「いや知らんわ!!」
牛「うちのマネージャーにならないか?」
「やりませんッ!」
牛若とは反対の腕を掴まれる。
大「離してもらえますか?」
遅れて登場したくせに、とんでもない威圧感。
あの牛若でさえ一瞬驚いた表情をした。
牛若の手がゆっくり離れる。
牛「お前は…」
大地をまっすぐ見つめる牛若。
え、大地のこと知ってるの?
.
牛「誰だ?」
ですよね。
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おしるこぉ - はぁもうほんっとふざけんな??(ご乱心)可愛いか??これは何?女の私に対しての当てつけか??当てつけだな上等だありがとう()ただただ可愛い思ってたらイケメンすぎんだよもうどうしたらいいの(切実) (2019年2月13日 18時) (レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 更新待ってますね! (2018年12月5日 19時) (レス) id: a0cd950933 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 更新とっても楽しみにしてます (2018年7月12日 6時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ああぁおれんち!ありがとうございます!月愛さんの小説ほんとにすきです… (2018年5月6日 13時) (レス) id: 51a545d427 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 読みました!最後の「俺んち。」気になります!更新がんばってください! (2018年5月3日 14時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月愛 | 作成日時:2018年3月2日 23時