青城マネは大地さんの奥さんになりました〈プロポーズ編〉

＊鉄壁に遭遇 ページ5

.



大「うん、似合ってる」

「大地もね」

大「シンプルだからつけやすいな」


大地も全然センスあるじゃん！
だから自己評価低すぎなんだよ！


大「そろそろお昼にするか？」

時計を見ればいつのまにか1時すぎ。


「うんそうしよ！」

と手を繋いで一階のレストラン街に向かう。






メンズ服のお店からちょうど出て来た男の子たちを見て


大「あ、」

と声をあげた。


その声に反応してその集団がこっちを見た。
1番チャラそうな人が指さしてくる。

「あ、あーー！」


うわ、全体的に厳つい。

「知り合い？」

大「まぁそんなかんじ…Aもいつか関わると思うぞ」

「私も？」


その男の子たち、全部で5人が近づいてきた。



茂「えっと、こんにちは？」

大「ちわっす。買い物っすか？」

茂「あ、まぁ、」

二「青根と買い出し来てたら茂庭さん達が買い物してんの見つけたんで

付き合ってあげてたんです。」


鎌「あげたってなんだコラッ！」

笹「はいはい、おさえて」

青「…」


なんか、元気だなあ(笑)
このチャラそうな子、なんとなく及川に似てる。


そして5人の視線が全部私に来てるのは気のせいかな？


二「そっちはデートっすか？」

大「一応ね」


目が笑ってない笑顔で聞いて来た及川似くん。

大地の返事に金髪の人の顔がどんどん怖くなる。



大「A、こちら伊達工バレー部のみなさん。」

「え！」


関わるってそういうこと！慌てて自己紹介。


「岡田Aです！青城バレー部のマネージャーしてます！」


ペコッと頭を下げれば、はあ？と低い声が聞こえた。ひえーっ！


二「青城ってあのクソイケメンがいるとこじゃないっすか。なんすかあそここんな美人のマネいるんすか」

茂「二口！おさえて！」


なぜかめっちゃキレてる。


二「烏野も美人なマネいるしなんすかこの敗北感。」

鎌「おい二口、春高で2校ともボコボコにしてこいよ」

二「当たり前っす」

笹「こういう時は仲良いな」


二「恋人とイチャついてるような人達には負けませんから！」

大「はは、そんな簡単に倒せると思うなよ？」

「う、うちも負けません…！」



なんだかんだ言って最後はいいかんじで終わりました。みんなああ見えていい人そうだな。





二「先輩方も早く彼女作ったらどうですか。あ、作ろうにも作れないのか」

鎌「二口ゴラァァ」

笹「お前らほんと仲良いな〜」

茂「ちょ、周りに人いるから！青根！おさえて！」

青「…」コクリ



.

＊互いに譲らず→←＊プレゼント

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す