＊翌日in烏野 ページ12
.
大「…」
うるさい。
いや、いつもみたいに騒がしいとかではない。
むしろ、静かすぎて怖いくらいだ。
ジーーーーッ
大「(気づかれてないとでも思ってるのか？)」
視線がとてつもなくうるさい。
練習中はそれほど気にならなかったのに、終わって部室に来てみれば、たくさんの視線がささる。
主に2年のうるさい2人。
理由はわかってる。
だからこそ無視してたのに。
こんな状況で着替えられるか。
大「お前ら、言いたいことがあるならはっきり言えばどうだ？」
田「んなッ！？な、なんのことっすか！！？」
田中を見ながら顔を真っ赤にして動揺。
周りはそれを合図に一斉に目をそらす。
菅「あーあもう言っちゃったか。せっかく面白かったのに。」
大「スガ…面白がるんじゃない。」
田「べ、別に昨日のデートの話がききたいとか思ってないっすから！！」
西「そうっすよ！どこまでいったのかとか気にしてませんから！！」
縁「お前ら隠す気ないだろ」
縁下の言う通りだ。
とりあえずいつもの賑やかさが戻ってきてな。
大「まったく、」
Tシャツに手をかけ勢いよく抜きとる。
背中に空気がふれたとき、思い出したのだ。
急いでもう一度着ようとしたが遅かった。
日「だ、大地さんどうしたんですかその背中！！？」
大「あー…」
1番うるさいやつに見つかってしまった。
俺の背中には、
明らかに女の手でつけられたとわかる引っかき傷が。
俺も今朝気づいた。
田・西「「そ、それは…！！」」
それ以上言うことなく2人して真っ赤になって固まってしまった。
旭、山口は俺の背中見てあわあわしてるし
月島も気にしてないふりしてるけどバレバレだぞ。
他の2年も顔赤くしてるし
スガはニヤニヤしてるし
変人コンビはただただ俺の背中を心配してくれる。
なんか、こうやってみると
大「(うちの部員ってほんとかわいいな。)」
ま、旭以外だけど。
影「大地さん大丈夫すか。」
日「だ、誰にやられたんですか！？」
大「んー？…
俺の好きな女が、
私のものってしるしにつけたんだよ。」
影・日「「？？」」
大「お前らにはまだわからなくていいんだよ。」
今頃同じように見つかってるだろうAへ
俺の部員はかわいいけど
そっちはめんどくさそうだな。
お前は俺のものだって見せつけたかっただけだから
どうか怒らないでくれ。
.
終わり
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おしるこぉ - はぁもうほんっとふざけんな？？(ご乱心)可愛いか？？これは何？女の私に対しての当てつけか？？当てつけだな上等だありがとう()ただただ可愛い思ってたらイケメンすぎんだよもうどうしたらいいの(切実) (2019年2月13日 18時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 更新待ってますね！ (2018年12月5日 19時) (レス) id: a0cd950933 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 更新とっても楽しみにしてます (2018年7月12日 6時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ああぁおれんち！ありがとうございます！月愛さんの小説ほんとにすきです… (2018年5月6日 13時) (レス) id: 51a545d427 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 読みました！最後の「俺んち。」気になります！更新がんばってください！ (2018年5月3日 14時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月愛
| 作成日時：2018年3月2日 23時
