*電車の中 ページ2
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電車の中はわりと混んでた。
だから2人とも立つことに。
「じゃあ烏野もほんとは休みじゃなかったったの?」
大「ああ、烏養コーチが急にな…
烏『明日は休みにしたから!ゆっくり休めよ!!』
日『えええ、なんでですか!!』
影『バレーしたいっす。』
烏『合宿でみんな疲れがたまってるはずだ。1日しっかり休むように。それにバレー以外にもやりたいことやっとけ!
デートしたいやつはデートでもしてこいっ!』
それを聞いたとたん、俺に集まる視線。
…なるほど、そういうことか。
大『ああ〜、別にわざわざ部活休みにしなくても大丈夫ですよ…?』
烏『いーや行ってこい!青城も明日は部活休みらしい!』
大『え、』
烏『いつもこいつらと過ごして大変だろ。明日くらい彼女とゆっくり過ごしてこい!』
西『大地さん!ここで行かなきゃ男じゃないっすよ!!』
田『すぐにデートのお誘いをっ!!』
菅『はい、これ大地のケータイ♪』
大『なんでお前が持ってんだ…』
武『澤村くん、部活も大事ですが同じくらい恋愛も大事ですよ!』
大『…わかりました誘ってみます。』
_____で、誘ったってわけ。」
「うん。とっても想像しやすいね。」
その光景が簡単に頭の中で思い浮かんだ。
烏野はやっぱりにぎやかで楽しそうだな。にぎやかさならうちも負けてないけどね。
「でもほんとによかったの?せっかくの休日ゆっくり寝たほうがよかったんじゃない?」
今さらだけど聞いてみる。
大地の負担にはなりたくないのだ。
大「前にも言わなかったか?
_____Aと会うだけで疲れなんてふきとぶって。」
「…っ」
大「なに照れてんだよ」
優しく微笑んでそんなこと言われたらだれでも照れるでしょ。
大地はこういうことをさらっと言うから困る。未だにどう反応していいかわからない。
目的の駅に着いた。
止まるときの衝撃で足元がよろめく。
「わ、」
大「っと、大丈夫か?」
大地の腕が背中にまわり、支えてくれた。
おかげで転ばずにすむ。
「ご、ごめんありがと!」
大「だから言ったろ?ちゃんとつかまっとけって。」
「うっ…すみません。」
大「ったく、__ほら行くぞ。」
私の右手に大地の左手を絡ませ、引っ張られるように電車から降りる。
引っ張る、といっても歩幅は私に合わせてくれる。
ほら、こういう事をさらっとやるから
さらに好きになっちゃうよね。
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おしるこぉ - はぁもうほんっとふざけんな??(ご乱心)可愛いか??これは何?女の私に対しての当てつけか??当てつけだな上等だありがとう()ただただ可愛い思ってたらイケメンすぎんだよもうどうしたらいいの(切実) (2019年2月13日 18時) (レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 更新待ってますね! (2018年12月5日 19時) (レス) id: a0cd950933 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 更新とっても楽しみにしてます (2018年7月12日 6時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ああぁおれんち!ありがとうございます!月愛さんの小説ほんとにすきです… (2018年5月6日 13時) (レス) id: 51a545d427 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 読みました!最後の「俺んち。」気になります!更新がんばってください! (2018年5月3日 14時) (レス) id: b70f9e8828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月愛 | 作成日時:2018年3月2日 23時