Please keep holding my hands. ーどうか、この手を離さないでー (ページ36)

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龍友「うん、

普通の恋人がしていることもしてあげられない、

寂しい想いをさせてしまうこともある、

それに健二郎さんの娘だから、

余計に慎重にもなるし隠さなきゃいけない。

俺じゃ辛いことばかりなのにってわかってるけど、

…、…、凛がいい…」

凛「龍友くん…私も龍友くんがいい…」

凛の手を引っ張って、抱き寄せる

龍友「ゴメン、辛い思いさせるし、

側にもなかなかいてあげられないけど、

凛を守れるように頑張るから…」

おデコにそっとKissをした。

凛にとっては初めての恋…

手を繋ぐのも、キスをするのも…

それから先も何もかも俺が染めていくから

俺も久しぶりの恋に心が満たされた

そろそろ帰さないといけない。

龍友「駅まで送る。

家に着いたらメールして。」

手を解いて彼女を見送る。

15分後

【着きました。

健ちゃんとエレベータ一緒になったから

ちょっとビックリ。

夕方から京都に行ってきます】

【家族で楽しんでおいで。

俺は掃除かな笑…

大好きだよ、夢じゃないからね】

【夢見たい…私も大好きです】