Please keep holding my hands. ーどうか、この手を離さないでー (ページ23)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:56,850 hit

23 ページ23

俺、歌うことやハモりに一生懸命で

歌詞の内容をしっかり把握していなかった。

彼女の隣で原曲を聞いていた。

俺は気づいてしまった。この曲を聞いて…

君に恋していることに…

凛「始めましょうか、

まずはハモりなしからでいいですか？

龍友くん…？」

龍友「あっ、うん。お願いします」

気づいてしまった気持ちに動揺してしまったが、

なんとか集中して

ハモりも納得出来るようになった。

凛「もう、こんな時間なので最後に通して終わりましょうか？

私、下手ですけど片寄さんのパート頑張ってみます。

その方がなんとなくつかめると思うので…」

龍友「いいの？お願いしたい。」

凛「でも恥ずかしいので、隣で歌って下さいね。

では、弾きますね。」

ずっとずっと君のそばでーー

誰よりも近いこの場所でーー

何より強い気持ちでーー

僕は君を守り続けるーー

俺は歌いながら君をそうしたいと知ってしまった…

君はどう思ってる？

君の歌声に俺のハモりもピッタリ当てはまる…

2人の心もそうなんじゃないかと…