最後の恋3

卒業式祝い ページ27

健二郎サイド
親父も一時退院扱いにしてもらい、また蒼宙も退院し、大勢でのパーティーになった。涼も凛も嬉しそう。親父が1番嬉しそうや。
まな「お義父さん、抱っこしてみませんか？お義母さんお願いします。」
父「ええんか？可愛いなぁ。」
母「お父さん、しっかり抱いて下さいよ。」
涼「健ちゃん、正太郎さんから俺はテニスバッグ、凛もカバン貰ったからまたお礼言っといて。僕も連絡したけど。」
健二郎「おん。よかったな。」
凛「岩ちゃん、卒業式来てくれてありがとう。」
啓司「岩ちゃん、卒業式行ったの？」
ケンチ「バレなかった？」
岩ちゃん「結構、大丈夫だったよ。凛のスピーチよかった。」
健二郎「岩ちゃん、いつから凛呼ばわりになったんや？」
岩ちゃん「この前のデートからだよ。凛も岩ちゃんじゃないでしょ？剛ちゃん！」
健二郎「剛ちゃんなんてアカン！なぁ、まなさん？」
まな「笑」
AKIRA「健二郎、そんなこと言ってても、いずれ彼氏連れてくるでしょ〜」
健二郎「凛、岩ちゃんみたいな男はアカン！っていうか中学生で彼氏はいらんやろ！」
岩ちゃん「自分は居たじゃん！」
ケンチ「それな。」
啓司「まなさんも彼氏いた？」
まな「笑」
健二郎「居ったん？同級生か？先輩か？」
涼「健ちゃん、うるさい！」
母「そうよ！まなさんみたいな可愛い人、誰も放っておかないでしょ？今なおモテモテなのに、ねぇ笑」
健二郎「なんや、今なおモテモテって。どういうことや？」
父「リハビリしててもなぁ、こんな可愛いお嫁さんええですなぁ〜って言われるし、健二郎も男らしいしとかんと誰かに取られてまうで？」
健二郎「啓司さん、取らんといてくださいね。俺のなんで！」
啓司「俺かよ〜」
健二郎「岩ちゃんも、凛に変なこと言うなよ！」
岩ちゃん「メチャ怖〜い！」
ケンチ「まなさん、大変っすねー笑」
まな「みんな、楽しそうでよかったです。こんなオバさん誰も気にしてないと思うんですけどね笑」
啓司「出た、天然！」
AKIRA「本当、麗華さんと同等の悪女や！」
健二郎「もうちょっと意識してなぁ」
ケンチ「健二郎、ファイト！」

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