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その日の夜、麗華さんと浅野先生に相談して、卒業式終わってから夕方啓司さんとケンチさんを呼び出すことになった。そしてその次の週から半日勤務でまなさんが職場復帰する事となった。蒼宙はその間オカンに頼むことになる。親父達が帰ったら病院の託児所に預けることになった。
そのことをHIROさんに報告すると、
HIRO「健二郎、すまない。今年はthe secondをもっと上げていきたいんだ。そのためには、まなさんの力いや、魔法を2人にかけてもらいたいんだ。でも負担になったら教えてくれ。」
健二郎「2人で話し合って決めた事なので、俺もまなさんを支えます。」
HIRO「啓司やケンチの事でなんかあったら言ってくれ。他のヤツの事もな。まなさん、うちに来てくれると無敵なんだけど笑」
健二郎「笑」


卒業式前夜
涼「健ちゃん、明日仕事大丈夫?」
健二郎「ええで。昼から仕事やで最後までは居れんかもしれんけど。」
涼「山下で呼ばれんで、ごめん。」
健二郎「気にせんでもええ。入学式には変わっとるやろ?こっちこそ、気を使わせてスマン。」
涼「それからママの仕事応援してくれてありがとう。本当は嫌じゃないの?」
健二郎「2人で決めたことやから。涼、他に何かあるんか?」
涼「健ちゃん、相談してもいい?あのさぁ、僕、アメリカにテニス留学考えているんだ。コーチも早い方がいいって言ってくれてるんやけど。」
健二郎「そうか。涼は行きたいんやろ?」
涼「うん。行って確かめてきたい、自分の力や可能性を。」
健二郎「涼はコーチに言って話勧めとき。高校入って、落ち着いたらママに話そう。」
涼「ありがとう、健ちゃん」

涼には夢を追って欲しい。悩んで相談してくれたんやと思う。出来るだけ協力してあげたい。まなさんはどう思うかわからんけど、涼の輝いている目を見たら応援したいねん。

明日の卒業式、まなさん泣くやろな。本当に立派に成長してくれてる。自慢の息子や。

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作者名:mana | 作成日時:2016年10月18日 8時

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