本心 ページ19
まなさんが退院してからは、昼間は親父や蒼宙を見に行ったり、午後はオカンと食事つくったり、夕方からは涼と凛のコトしながら徐々に普通の生活を過ごし始めた。俺もなるべく仕事以外は家におるようにしている。
岩ちゃんや隆二や臣も時間あれば来てくれて話し相手にもなってくれた。
ある日、HIROさんから呼び出される。
HIRO「健二郎、急に呼び出してすまない。奥さんの体調はどうだ?」
健二郎「おかげさまで、少しずつ良くなっているようです。」
HIRO「そうか。実は奥さんにお願いしたいコトあるんで、時間を作ってもらえないかと…もちろん健二郎同伴でなんだけど。」
健二郎「まなさんにですか?」
HIRO「あぁ。俺の間違いかもしれないから見て欲しいものがあるんだ」
健二郎「わかりました。聞いてみます。」
HIRO「よろしく頼むよ。」
このコトをまなさんに言うと、HIROさんと俺が空いてる日ならいいと言ってくれた。
早速2日後に会うコトとなる。
HIRO「まなさん、突然ですまないね。それからご出産おめでとうございます。これ気に入ってもらえると…」
まな「ありがとうございます。」
健二郎「いつもスミマセン。」
HIRO「早速なんだか、このビデオを見てもらいたいんだ。健二郎も。」
俺もまなさんも顔を合わせて、何が始まるのかわからなかった。そこには、the secondの方のダンスが映っていた。俺も動きを見ていく。しばらくして横を見ると、まなさんが困った顔をして見ているのに気づく。
66人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mana | 作成日時:2016年10月18日 8時