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健二郎サイド
LAから帰ってくると、すぐに
健二郎「まなさん、ちゃんと話してや！」
そんな困った顔してもあかん。
また勝手に決めよって…
LAと日本では時差もあるから、なかなか電話も
出来へん。それわかってて、LINEに次々
こうなったから、また帰ったら話すねって。
簡単に入れてきよって…
本当は1人で相当悩んだんやろ？
まな「健二郎くん、LA楽しかった？」
健二郎「…、充実した毎日やった。
行かせてもらえてよかった。」
まな「私もね、すごく充実してた。
みんながね、いろいろ考えてくれて、
健二郎くんの周りにいる人って何でこんなに
暖かいんだろうって。」
健二郎「…、」
まな「だから、今回はみんなに甘えようって。」
アホやなぁ…
俺の周りやでやない、
まなさんやから、みんな何かしたいんや。
ホンマ、自分の事は分かってないなぁ…
健二郎「なぁ、親父のことも俺が行く前から
聞いとったんやろ？
いっつも、すまん。」
まな「ううん。
拓ちゃんや武田先生がほとんど進めてくれたから
私は何にも。
お母さんと話してただけだから。笑」
お袋も心強かったやろな…
何にもしてないからって笑うまなさんを
抱きしめた。
健二郎「ありがとうな。
いろいろ決めさせてゴメン。
俺は…、何したらええ？」
まな「…、時々こうやってしてくれる？
それだけで、幸せ。」
健二郎「これだけでええん？」
まな「うん。」
健二郎「こんなくらいやったら、
いつでもしたる。
っていうか、俺は…、
もっと違うこともシタイけどな。」
えっ？と言いながら離れようとしたけど
離したらへん。
健二郎「龍友も亜嵐も初めは戸惑っとったけど
吹っ切れたみたいで、目輝かせてな、
寝る間惜しんで頑張っとったわ。
俺も、隆二もほとんど出番はなさそうや苦笑」
まな「2人が居たから安心して頑張れたんだよ。
…私ね、また、
拓ちゃんに甘えてもいい？」
健二郎「俺も一緒にお願いに行くから。
辞めんなや…」
背中に回してた手を強くすると、
俺の胸で静かに泣いた…
自分に厳しいまなさんが、
今回、みんなに頼ろうとした気持ちは
葛藤の時間を要したやろう。
でもな…
みんな嬉しいんやで。
やっと、力になれるって。
龍友も気にしとったから、
話聞いたら、喜ぶやろな…
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mana(プロフ) - ちーたんさん» コメありがとうございます。いつも応援ありがとうございます。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (
レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - ひにゃたさん» コメありがとうございます。応援して頂いてとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - みーこさん» コメありがとうございます。拙い文章ですが、気に入って貰えるよう頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - なっちゃんさん» コメありがとうございます。完結できるように頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちーたん - manaさんの作品が大好きなので続きが気になります。更新を楽しみにしています。これからも宜しくお願いします (2017年7月21日 3時) (レス) id: 313b11c27c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mana | 作成日時：2017年5月10日 20時
