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龍友サイド


亜嵐くんとはLAに行くまでの課題が山積みに

なっていた。


HIROさんから、年内のスケジュールや

アルバムの発売日、各スタッフの打ち合わせなど

次々に入ってくる。


亜嵐「とりあえず、分担していこう。

玲於たちに何曲か送って振付を考えてもらおう。」


龍友「衣装もNYで探したいかもね。」


亜嵐「今からkidsのレッスンだけど緊張するわ。」


龍友「陽菜も来る日だ。」


亜嵐「やっと会える。」


龍友「笑」




仁さんやインストラクターの方々とミーティング


亜嵐くんの表情も変わった。


ピコンッ
ー私も仕事終わったら行くね。手伝うことある?ー


仕事で忙しいのに、ちゃんとサポートしてくれる。

俺の声も調子を戻してきた。

久しぶりにレッスンしてもらおうかな…




陽菜「りゅうとくん!」


龍友「おっ、きたな。学校どうだった?」


陽菜「こんどね、えんそくなの。」


龍友「そっか。楽しみだな。」



亜嵐「こんにちは。」


陽菜がビックリして、俺の後ろに隠れる。


龍友「陽菜、俺の大事なメンバーの亜嵐くん。

今日レッスンしてくれるんだ。

あいさつできる?」


俺の方を見て頷く。


陽菜「武田陽菜です。宜しくお願いします。」


亜嵐「白濱亜嵐です。今日はよろしくね。」


陽菜の手を握って、レッスン室に向かう。



小学校低学年のレッスンが始まり

亜嵐くんが一つ一つ丁寧にステップを教えていく。


みんなのキラキラした目

見様見真似で体に刻み込んでいく



俺も手拍子しながらリズムを取っていく。




あっという間の60分。


亜嵐くんも満足そうだ。


龍友「陽菜、帰りは誰?」


陽菜「パパ。」


龍友「凛ももうすぐ来るから、ピアノする?」


陽菜「うん!」


亜嵐「龍友くん、レッスンするの?」


龍友「少しね。大丈夫、無理はしないから。」


亜嵐「わかった。俺は次のレッスン行くね。」



亜嵐くんにも心配かけないように

ゆっくり始めよう。


陽菜が俺の手をギュッとする。


龍友「陽菜も手伝ってな?」


陽菜「うん。」



陽菜の小さな手からパワーを送ってくれてる。


大丈夫。


俺は負けないよ…

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mana(プロフ) - ちーたんさん» コメありがとうございます。いつも応援ありがとうございます。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - ひにゃたさん» コメありがとうございます。応援して頂いてとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - みーこさん» コメありがとうございます。拙い文章ですが、気に入って貰えるよう頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - なっちゃんさん» コメありがとうございます。完結できるように頑張ります。引き続き宜しくお願いします。 (2017年7月25日 20時) (レス) id: 580f53c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちーたん - manaさんの作品が大好きなので続きが気になります。更新を楽しみにしています。これからも宜しくお願いします (2017年7月21日 3時) (レス) id: 313b11c27c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mana | 作成日時:2017年5月10日 20時

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